秘密保護法案:衆院通過へ 与党と維新「第三者機関」一致
毎日新聞 2013年11月19日 21時50分(最終更新 11月20日 00時18分)
与党は、みんなとの合意を受け、ほころびの多い秘密保護法案で「与野党の賛成が得られた」として、衆院採決に臨む環境がある程度確保されたと判断。22日以降に衆院で可決させる方針だ。ただ、維新と協議が続いているため、自民党幹部は同党実務者に「27日の参院審議入りまで丁寧に協議してほしい」と指示。衆院採決は週明けまで持ち越される可能性が高まった。【阿部亮介、小山由宇】
◇特定秘密保護法案の主な修正点
・特定秘密の指定などを監視する第三者機関設置の検討を付則に明記
・特定秘密の指定・解除に首相が関与
・首相が指定・解除件数や指定基準を国会に報告
・特定秘密の指定期間は例外を除き「60年を超えることはできない」(例外項目については維新と協議中)