秘密保護法案:修正合意に抗議 市民がみんなの党前で集会
毎日新聞 2013年11月19日 10時38分(最終更新 11月19日 10時50分)
特定秘密保護法案の修正協議で自民、公明両党とみんなの党が大筋合意したことに抗議しようと、市民有志らでつくる「秘密保護法を考える市民の会」が19日朝、東京都千代田区のみんなの党本部前で、廃案を求める緊急アピールを行った。
同会のメンバー約30人が午前8時から約1時間にわたり「何が機密かひみつ」「知ろうとするだけで犯罪」などと記したプラカードやチラシを掲げ抗議。交代でマイクを握り「世論調査では国民の8〜9割が法案に不安を抱いているのになぜ急ぐのか」「一人一人の議員は本当はどう思っているんだ」などと訴えた。
メンバーの一人である専門学校講師、阪上武さん(49)は「みんなの党のみんなとは誰のことか。官僚支配の打破からスタートしたはずなのに、賛成するのは矛盾している」と話した。【小泉大士】