2013年11月22日18時13分
日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は22日、特定秘密保護法案の修正合意をめぐる党内の混乱について執行部の対応のまずさを指摘し、「交渉の過程や党内ガバナンス(統治)に問題があるなら、『執行部退陣せよ』と要求すべきだ」と述べた。大阪市役所で記者団に語った。
橋下氏は国会議員団執行部の対応を「ちゃんと党内の了承を取り付けながら交渉を進めたのかという重大な疑念を持つ」と批判。修正協議担当の藤井孝男・国会議員団総務会長を念頭に「国会の中で長らく活動してきた人のしたたかさに、若いメンバーはやられてしまった」と論評した。
一方で修正合意に反対する勢力に対し、「僕を含めて執行部が責任を取れ、という話にエネルギーを割いたらいい」と指摘。そのうえで「対外的に意思表示したことを党内のゴタゴタでひっくり返すのは最悪だ」と述べ、修正合意を容認する意向を改めて示した。
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