メンタリストDaiGo(26)と、そのプロデューサー村山淳氏が21日夜、ある団体に「無断で名前を使われた」とする声明をマスコミ各社に送信した。団体の事業に2人が関与したかのようなテレビ放送、ウェブ掲載があったが、「関与も名前の利用の承諾もしていない」と村山氏は憤慨。一方の同団体の代表は「村山氏とは商談を進めてきた」と主張し、証拠メールの一部を本紙に公開し応戦した。突如持ち上がったトラブルの真相に迫った。
コトの発端は、今月9日放送のフジテレビ系「ぶらぶらサタデー」内のコーナー「有吉くんの正直さんぽ」。
メンタリストの講座が学べる「表参道メンタリストアカデミー」が取り上げられた際、「メンタリストDAIGOのプロデューサー村山じゅん監修」と紹介されたことだった。
これに村山氏が激怒。マスコミ各社に送付したファクスで「表参道――」とは一切関わりがないとした上で、これらの行為は「不正競争防止法および著作権法等に違反する行為」で、現在弁護士を通じて同社に違法行為の中止、ウェブサイトにおける訂正と謝罪広告の掲載を申し入れたことを明かした。
村山氏は本紙の取材に「DaiGoや私の看板まで作って勝手に商売していた。このアカデミーでは許可なくDaiGoの著書を使って授業を行い、ホームページにも宣伝文句として掲載していた。本を読んだ人が授業を行うだけで、誰でもDaiGoになれると思われたらたまらない。著しい名誉毀損だ」とコメント。番組放送後、ただちに同団体に電話したところ「非を認めて平謝りだった」という。
ところが、同店代表の小林秀彦氏の言い分は真っ向から食い違う。そもそも同団体のことを「知らない」と主張していた村山氏とは「知人を通じて授業に使う教科書の監修をお願いし、(報酬も)1項目20万円+インセンティブというところまで話をしていた。村山氏からは『12月までに書き上げる』と返事ももらっていて、彼自身も2回来店している」という。
ただし、すべて口頭での約束で正式な契約書は交わしていない。再び村山氏に話を聞くと、さっきまで「知らない」としていた同団体について「確かに2回店には行ったし(小林氏から)教科書の商談はあった。けれど、金銭面などの条件が折り合わず、とっくにお断りした。断ったのに、勝手に名前を使っているのが問題」とした。
今月11日に村山氏が小林氏に送ったLINEメッセージの中には、「本から勝手に授業を作ればいいとは言いましたが…」という文言もあるが、村山氏は「多くのメンタリズムの本から自分たちで勉強して、それを授業に生かせばいいという意味。私の著書から勝手に授業を作れということではない」と説明する。
双方の主張は真っ向から対立しており、村山氏が一方的にマスコミ各社に声明を発表したことで、小林氏も「こちらの名誉毀損にもなる。現在、弁護士に相談している」と態度を硬化。最悪の場合、泥沼の訴訟合戦になる可能性もある。
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