次男が逮捕(不起訴)されたことを受け、TBS朝の情報番組を降板した大御所司会者みのもんた(69)と日本テレビの間が険悪になっているという。コトの発端は「次男の日本テレビ入社はコネだった」というみのがブッ放した“爆弾告白”だ。これまで日テレは採用試験において「コネ入社なし!」を大々的にアピールしてきただけに、まさに赤っ恥をかかされた格好だ。“みの騒動”の後遺症はまだまだテレビ界を悩ませ続けている。
もはや怖いものがなくなったみのの“暴走”が止まらない。
先日しめやかに執り行われた歌手・島倉千代子さん(享年75)の葬儀出席に関して“不謹慎発言”をしたことで猛批判を浴びたばかり。だがそれだけではない。ひそかに大問題へと発展しそうなのが、窃盗容疑などで逮捕され、起訴猶予となった次男の日テレ入社の経緯をブチまけたことだ。
一部月刊誌に寄せた手記で、故氏家齊一郎元日テレ会長に次男の入社を働きかけたこと、また当の次男は入社試験の筆記問題がまったく分からず、住所と名前しか書けなかったことなどを明かしている。
「テレビ局の筆記試験は毎日ニュースを見ていたり、就職試験用の参考書を1冊読めば、ある程度できる問題ばかりで、まったく難しくない。採用するに当たり、筆記試験に重きを置いていないからですよ。それを1問もできなかったということは、よほどダメだったということです」とテレビ局関係者。
これまで、テレビ局は「大手スポンサーや広告代理店などのおエラいさんがらみのコネ入社が多いのでは」とささやかれてきたが、堂々と(?)公に認めた例はみのを除いてないだろう。それだけに日テレは大困惑しているという。
「なぜそんなことを今さらバラすのか…。“日テレ=コネ”というマイナスイメージが付いてしまう」と日テレ関係者はぼやくばかりだ。
しかもみのの次男が入社した2005年から、さかのぼること数年。日テレは「新卒・年俸制契約社員採用」という新たな入社試験を実施していた。
この試験についてはご丁寧に自社のホームページ上で日テレ合格のための秘訣を羅列しているが、その中に「日本テレビは『学閥』や『コネ』の採用は、しません」とわざわざ高らかに宣言している。なぜかここにきてその部分が閲覧できない状態となっている。
別の日テレ関係者は「ぶっちゃけ、みのの次男入社後もコネ入社が疑われている人は複数います。それでも『コネ入社なし』を前面に打ち出してやってきました。それも今回のみのの発言のせいで信用されなくなってしまった。これじゃあ日テレのメンツは丸潰れです。今後、日テレとみのの関係が悪化することは間違いないですよ」と断言した。
みのは取材を受けて正直に話しただけのつもりだろうが、日テレサイドにしてみれば大迷惑以外の何物でもない。
「そりゃそうです。だって、コネ入社が横行している局なんか受けても無駄だと誰もが思うでしょう。これでは、いい人材が他局に流れてしまいますよ」(前出の日テレ関係者)
現在、みのは日テレ系列の読売テレビ制作のバラエティー番組「秘密のケンミンSHOW」に出演しているが、こちらは来年にも打ち切りが決定的といわれている。
09年まで約20年にわたり日テレ昼の帯番組でMCを務めるなど蜜月関係を築いてきたみのと日テレだったが、この失言で大きな亀裂が入ってしまったことは間違いない。この先、みのが日本テレビの番組に出演することはなさそうだ。
あの「エウレカセブン」がパワーアップして登場して、ホールで人気沸騰中だ! 今回はその「パチスロ エウレカセブン2」を徹底解剖しちゃうぞ! 気になる人はこちらをクリック!