近況報告的な記事もたまに書いておきます。
バラエティ討論番組に出演する予定です
ちょいと面白い仕事をいただき、バラエティ番組に出演することになりました。放送は年末です。今日、これから収録に行ってくるのでどうなるかはよくわかりませんが、けっこう面白そうな内容です。
バラエティに登場するか否かって、ぼくらみたいな文化人ポジションではスタンスがわかれるものです。某N先生はバラエティからの出演は基本的にお断りしているとか。アカデミアにいる人なんかだと、勝手な編集でイメージ変えられても困るでしょうし、お気持ちはよくわかります。
ぼくも3秒くらい迷ったのですが、まぁ、なんにせよやってみないとわからないので出演することにしました。失敗したら失敗したで、黒歴史としてブログネタにするので大丈夫です。
で、こういう逡巡をして思ったんですが、ブロガーって本当に良い商売だと思うんですよね。バラエティで変なイメージが付いたとしても、ぼくのブログなりツイッターをちゃんと読んでくれている人は、「あれは編集されているんでしょ?」と理解してくれると思われます。あえてぼくが弁明しなくても、コアな読者の方なら笑ってスルーしてくれるでしょう。みなさんを信じています。
ブログやツイッターを持たない、またはそれらが認知されていない場合は、マスメディアによって付いたイメージが、リアルな自分を覆い隠してしまう可能性があります。これはけっこう怖い。
ぼくにとっては、マツコ・デラックス氏はまさにそんな感じでした。テレビで見るかぎり、ただの芸人ですが、著書を読むと打ち震えることばが吐き出されています(マツコ・デラックスがすさまじい。反省として名言をまとめました)。この人がブログを書いていて、ぼくが元々の読者だったら「バラエティのあれはキャラなんだな、この人はやっぱり面白い!」と判断することができたと思われます。
ちきりんさんが新刊のなかで「ネットの人にならない」と書かれていましたが、ぼくはぼくのやり方で、「ネットの人」から抜け出そうと画策しています。具体的にいえば、マスメディアへの進出です。書籍や雑誌にはすでに顔を出していますが、2014年はラジオやテレビにも、機会をいただければサクサク出て行こうと思います。2013年はTVCMに出演できたりと、色々いい足がかりを掴めた気がします。
なぜそんなことをするか。
もっとお金を稼ぎたいのです。意外だと思われるかもしれませんが、ぼくはまだまだやりたいことがあるので、その原資を稼ぎたいと切望しています。今年は売上600万円くらいなので、来年はもうちょい伸ばして1,000万くらいにしたい。そうすれば、編集者をパートタイムで2名ほど雇うことができます。よい編集者を巻き込めれば、もっと面白いコンテンツを出すことができるようになります。
もひとつ、ぼくは影響力が欲しいのです。影響力があれば、ぼくが応援する人たちに魔法を掛けることができるようになります。「イケダハヤトがチャリティーパーティを主催すると、一晩で1億円が集まる」みたいな魔法を使えるようになるのが密かな野望です。まだ集められて数百万円でしょうからね。
というわけで、新しい仕事にも比較的どん欲に関わっていく方針です。芸の幅を広げないとなぁ、と課題意識を感じております。バラエティの収録はどんなもんなんだろうか…。