米ギャップ8-10月期:9.4%増益-市場予想上回る
11月21日(ブルームバーグ):米衣料品チェーン最大手、ギャップ の8-10月(第3四半期)利益はアナリストの予想を上回った。ショッピングモールの小売業者は買い物客を引き付けるため、年末商戦前から値引きを拡大している。
ギャップの21日の発表資料によると、純利益は3億3700万ドル(約340億円、1株当たり72セント)と、前年同期の3億800万ドル(同63セント)から9.4%増加した。ブルームバーグがまとめたアナリストの予想平均は1株当たり71セントだった。
グレン・マーフィー最高経営責任者(CEO)は新しいデニム製品やスポーツウエアを投入し、「ギャップ」ブランドに顧客を呼び込んでいる。また「オールドネイビー」も割引商品を狙う消費者を引き寄せた。8-10月期の純売上高は前年同期比2.9%増の39億8000万ドルとなり、アナリスト予想平均と一致した。
開店後1年以上の既存店売上高は「バナナ・リパブリック」で1%減少したが、ギャップは1%増加。オールドネイビーは横ばいだった。
決算発表は米株式市場の通常取引終了後だった。株価終値 は1.5%高の41.86ドル。年初から前日終値まででは33%上昇している。
原題:Gap Profit Tops Estimates as Increased Discounts BoostSales(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Lindsey Rupp lrupp2@bloomberg.net
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更新日時: 2013/11/22 06:59 JSTニュース一覧
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