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事件
容疑者逃走の事件中、署長がゴルフ 宮城県警が更迭処分
2013.11.22 19:07
[不祥事]
宮城県警は22日、ドイツ人容疑者の逃走事件のさなかに有給休暇を取ってゴルフをしていたとして、大河原署の大友利治署長(57)を警務部付へ異動させた。県警は「適格性を欠く行為で、業務管理、運営に支障を来すと判断した」と説明しており、事実上の更迭。懲戒処分も検討する。
県警警務課によると、大友前署長は14日午前8時から午後2時ごろまで、大河原署員3人と県内のゴルフ場でプレーした。前日夕には傷害容疑で逮捕、取り調べ中だったドイツ国籍のシューツ・ペトロ・ウラジミロビッチ容疑者(25)=加重逃走容疑で再逮捕=が仙台中央署から逃走、捜査が続き、容疑者の出頭は14日午後6時半だった。
休暇取得申請は13日の事件発生前だったが、大友前署長は予定を取りやめず、調べに「県民や組織に大変申し訳ないことをした」と話し、辞意を伝えた。
警務課が14日夜、休暇申請があったことに気付いて大河原署に確認し、実際に休んだことが発覚した。
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