11/22 14:11 更新
国会で審議中の特定秘密保護法案の危険性を訴えようと、北九州市で22日朝、弁護士らが街頭活動を行いました。北九州市のJR小倉駅では午前7時半ごろから、福岡県弁護士会北九州部会の弁護士らおよそ20人が街頭に立ち、ちらしを配るなどして特定秘密保護法案への反対を訴えていました。国会審議が進んでいる特定秘密保護法案は、国家機密を漏えいした公務員らへの罰則強化が盛り込まれています。福岡県弁護士会北九州部会では、法案は何が秘密に該当するかあいまいであり、報道機関の活動が委縮して国民が知らないうちに、国の進路に関わる重要な事項が進められる危険があると指摘しています。そのうえで、国家の情報は国民への公開が原則で、廃案にして審議を尽くすべきとして、今後も情報公開の充実の必要性を訴えたいとしています。