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韓国側による、日本と日本人を貶める卑劣な工作活動がまた発覚した。韓国系団体は現在、米国や欧州で慰安婦の像や碑の設置計画を進めているが、何と、沖縄県・宮古島にひっそりと慰安婦の碑を建てていたのだ。12カ国語で日本を批判する碑文。自国の現実に目をつぶり、日本たたきに奔走する韓国側の暗躍ぶりについて、ジャーナリストの大高未貴氏が迫った。
「駐福岡韓国総領事は『過去の戦争でいろんなことがあった。日本(政府)はそれを認めようとしない』などと、しつこく話しかけてきました。私は『やはり、(あの碑が建てられた背景は)そういうことだったのか…』と思いました」
宮古島市の長浜政治副市長は、私(大高)の取材にこう語った。この様子は、スカパー・インターネット放送「チャンネル桜」でも放送された。
総領事ら3人は先月25日、宮古島を訪問した。島にある「慰安婦の碑」などを見学した後、碑を建立したメンバーとの懇親会に参加した。長浜氏も呼ばれて顔を出したところ、総領事から日本批判が始まったのだ。
宮古島に慰安婦の碑が建てられたのは2008年。ソウルの日本大使館前に慰安婦の像を設置した反日団体「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」と、日本の市民団体などが中心となり、私有地に建てられた。日本国も沖縄県も宮古島市もまったく関係はない。
ところが、米国から今年7月、宮古島市に対して「(同市が)慰安婦の碑を建てたのは本当か?」という問い合わせがあった。7月といえば、米カリフォルニア州グレンデール市で韓国系団体の要請で慰安婦の像が建立され、同州ブエナパーク市議会でも「慰安婦の碑を設置すべきか否か」と議論がされていた時期だ。