2011年10月16日 09時20分41秒

「カップ式自販機に、ゴキブリわんさ!」、

テーマ:「シリーズ、外聞、おもしろ時事談」

これは、今年の夏休みの時である。

「おぉ、智哉君か、もう帰るのかい、東京へ?」。

「いやーぁ、違うんです。バイトですよ」。

「バイト、なんの? 

随分と大きいバックだからさ、東京への手荷物かと思ったよ」。

「ある清掃屋さんのバイトだけどね、時間や場所がみんなと違うからね、僕一人だけそのバイト先に行くんですよ」。

「そうかい、それでなんの荷物だい?」。

「お掃除用のね、七つ道具ですよ。

一番大きいのは、これ、バケツだね。

まっ、後は拭き掃除用の小さい箒や布だけどね」。

「なんと、そんな物まで持参か?」。

「普通はね、何人かで車移動なんだけれどね、僕は近くの駅構内の自動販売機の掃除ですからね、これからバスに乗って駅へ行きます」。

こうしてその日は、彼と別れた。

この青年は、東京の大学に言っている生徒で夏休みとなって帰郷していた。

我家の近所の友人で、しかも同じ私とも飲ん平仲間である大将の次男坊である。

その父親の飲ん平さんが、ある時トンでもないことを教えてくれた。

ご存知のように、自動販売機は今ではなくてはならないものであり、無ければ無いで不便なものの一種になった。

季節に合わせた寒暖のタイマーがあり、いつの季節であろうとお金さえ入れれば目的の物を買うことが出来る。

最近では、ジュースや御茶やコーラ類とは限らなくなった。

さて、こうした缶入りのものとは違ってカップ式の物をも買える自販機がある。

暑いのか冷たいのかは、その人によって様々であるようだがいずれにしても、砂糖であれミルクであれお好みによって選ぶことが出来る。

この手の販売機は、本来は食品衛生法により屋外では販売は出来ないということと、喫茶店営業の許可が必要なそうである。

従って、駅などの屋根付きのところに多いそうで特に待合室などや、あるいは高速道のパークエリャなどに設置されている場合が多いなそうだ。

このカップ式自販機の場合は、買い求めた人がコップがいっぱいにならない前に取り上げたり、あるいは零したりするとベトベトになって濡れている。

それがやがて、機械部まで到達してある動物の住処(すみか)になっていた。

それがなんと、驚くなかれ「ゴキブリ」の大群が占拠していたというのである。

「じゃじゃー、なんだこれはっとびっくりし、掃除をする前に危うく逃げ出そうとしたと言うのである。

特に、食堂などが近いとその数は減ることはないそうである。

見た目では、カラー色に覆われ何となく衛生的に見えるが外部を剥がして見ると、月とスッポンで二度と飲もうとする気にはならなかったと、この次男坊が吐露していたなそうである。

気持ちが悪いからと言って止める訳にも行かず、その上補充もしなければならない。

掃除中に、このゴキブリさんたちはあっちへ逃げこっちへ走りして、時にはお客さんの方へと走り出す。

こうした状況を見せたくないから、急いで掻き集めるがその塵取りから落ちて素早い脚で所構わず逃げ惑うなそうであった。

多分、この光景を見た人は二度と購買力を持たないであろうと、次男坊が吐き気まがいに言っていたと言う。

そのためか、あるところの管理者らしい人に出来れば人の引けた、あるいは少ない時間帯にしてくれないかと言われたらしい。

「冗談言って、こんなこと夜の夜中にやれるかい」と言って、遂にこのバイトを辞めたと言って親父殿が笑っていた。

それにしても、こんな隠れた事実があるとは驚いた。

これからは、派手な衣で隠された物には何かがあると疑って掛からなければならんのかと思うと、おいそれと売店の自販機を相手にすることも恐いような感じがした。

しかも、相手はゴキブリである。どこにでも居るから、安心出来ない。

ましてや、高層ビルであろうがどこであろうが餌と適当な温度で保温されている場所である限りは、立派な彼らの住処なのであると言う。

「ゴキブリの 糞も時には 隠し味」、とはな~ぁ?









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コメント

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1 ■そういうことが浮世の現実ですね

デモ、ゴキブリの話などは
知らない見ないことにして
清く明るく行きましょうといい続けてる人が
この浮世の成人君子であることも

時代を問わず事実ですね。

今の状況をどう話すかによって
浮世は
成人と馬鹿の区分けをいつもしますね。

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