中国、温室ガス削減目標難しい 新枠組みで次官、日本後退は遺憾

2013年11月22日 10:40

 【ワルシャワ共同】気候変動枠組み条約第19回締約国会議の中国代表団・副代表の劉振民外務次官が21日、共同通信など一部メディアと会見した。2020年以降の新たな地球温暖化対策の国際枠組みの下で、中国が温室効果ガスの総量削減目標を掲げることは難しいとの姿勢を明らかにした。

 中国の交渉幹部が20年以降の目標の内容に言及したことはこれまでほとんどない。

 「05年度比3・8%」に後退した日本の削減目標については「かつては交渉をリードしていた国が現政権になってから目標を引き下げたことは遺憾だ」と批判。(共同通信)

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