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【ゴルフ】

松山英樹は10位発進

2013年11月22日 紙面から

◇ダンロップ・フェニックス<第1日>

 ▽21日、宮崎市、フェニックスCC(7027ヤード、パー71)▽晴れ、気温16・1度、風速6メートル▽賞金総額2億円、優勝4000万円▽84選手▽観衆2276人

 今大会での賞金王確定を目指す松山英樹(21)=東北福祉大=は3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの71で回り、イーブンパーの10位タイとまずまずのスタートを切った。賞金ランキング2位の金亨成(キム・ヒョンソン、33)=韓国=、同3位の片山晋呉(40)、同4位の小田孔明(35)の3人が2アンダー、69をマークして3位につけ、逆転へ好発進。首位には4アンダー、67で回った山下和宏(40)=ザ・サイプレスGC=が立った。

 史上初の新人賞金王に向かってインからスタートした松山。11番で6メートル、1番で4メートル、7番で1メートルを沈めて順調にスコアを伸ばしていたが、上がり2ホールが痛かった。8番パー4では3メートルに3オンしながら3パット。最終9番も3パット。「最後の方は打ち方が…。あまり練習できてないんで、最後まで続かない。早く顔の腫れがひいて練習できるようになれば、その辺も修正できるかなと思います。まずは体を治したい」と振り返った。

 顔の腫れは細菌性のできもの。連日病院に行っており、前日はウミを出して少し腫れがひいた。だが、まだ万全ではない。そんな中、ギャラリーを魅了したのが17番パー3。第1打がグリーン右ラフ。前に2本の松があり、上は枝がせり出して木の間を抜くしかない状況。第2打はラフにワンクッションさせてのオンを狙ったが乗らず。しかし、ラフからの第3打でチップインパー。ピンチを切り抜けた。

 首位と4打差。残り3日間で十分射程圏内だ。「明日は上がりが良くできるように頑張りたい」。賞金王につながるVロードを見すえた。 (櫛谷和夫)

 

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