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自衛官携行の武器 方針見直しで調整11月22日 4時55分
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防衛省は海外で緊急事態が起きた際、自衛隊が日本人を陸上でも輸送できるようになったのを受けて、自衛官が携行する武器を拳銃などに限るとした従来の方針を見直し、「必要かつ適切なものにする」とする方向で調整を進めています。
アルジェリアで起きた人質事件を受けて、今の国会で自衛隊法が改正され、海外で緊急事態が起きた際、自衛隊が日本人を輸送する手段として、これまでの航空機や船舶に新たに車両を加えて陸上でも輸送できるようになりました。
これについて、防衛省は、陸上での輸送は航空機や船舶での輸送とは異なる危険も予測されることから、自衛官が携行する武器は状況に応じて柔軟に選択できるようにしたいとしています。
そして、「拳銃、小銃、機関銃に限る」とした平成11年の閣議決定を見直し、従来より強力な火器を携行することも念頭に、あらかじめ種類は示さず、「必要かつ適切なものにする」とする方向で調整を進めています。
防衛省は、こうした内容の閣議決定に向けて与党側への働きかけを急ぐことにしています。
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