秘密保護法反対で集会11月22日 07時00分
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特定秘密保護法案に反対する集会が昨夜、大阪で開かれ、400人を超える参加者が法案の廃案を求めていくことを確認しました。
大阪弁護士会の呼びかけで開かれた集会には、およそ420人が集まりました。
はじめに、大阪弁護士会の弁護士が、▼秘密の指定範囲が曖昧な上、何が秘密かが国民にはわからないことや、▼秘密指定が無期限に行われる恐れがあることなどを問題点として指摘しました。
続いて、憲法学者で大阪市立大学法科大学院の渡辺賢教授が、「情報の流通が政府によって妨げられれば、政府がすべてを統治することにつながり、民主主義と正面から衝突する」と訴えました。
最後に、参加者全員で、「法案を廃案にしよう」、「知る権利を守り抜こう」とシュプレヒコールをあげ、法案の廃案を求めていくことを確認しました。
大阪・吹田市から参加した54歳の男性は、「知る権利を守らなければ、子や孫の世代に影響があると考えて参加しました」と話していました。
また、神戸市に住む37歳の弁護士の女性は、「法案が成立したら、取り返しがつかないことになる。今から声を上げていきたい」と話していました。
大阪弁護士会は、来月2日にも法案に反対するデモを行うことにしています。