国会で審議されている特定秘密保護法案に反対する県内の市民グループなどが21日夜、富山市で集会とデモ行進を行い、法案の廃案を訴えました。

富山駅そばのCiC前広場で行われた集会には、法案に反対する県内の労働団体や市民グループなどから約280人が集まりました。

特定秘密保護法案は現在、国会で審議されていて、与党は今月26日の衆議院通過を目指しています。

成立すると、防衛や外交などの情報を行政機関のトップが「特定秘密」に指定でき、これを漏らしたり、聞き出そうとしたりした人は、公務員、民間人問わず最高で10年の懲役が科せられます。

集会のあと、参加者はデモ行進を行い、秘密保護法案に反対し知る権利を守ることを訴えかけていました。