コカイン入りか リュックさらに見つかる11月21日 21時26分
神奈川県横須賀市の砂浜に、国内で過去最多とみられるコカインが入ったリュックサックが流れ着いているのが見つかった事件で、隣の葉山町などの海岸でもコカインとみられる粉が入ったリュックサックが新たに見つかり、警察は、コカインは合わせておよそ120キロ、末端価格にして72億円分に上るとみて調べています。
19日午前5時半ごろ、横須賀市長井の砂浜に、リュックサックが4つ流れ着いているのを近くの住民が見つけ警察に届け出ました。
警察が調べたところ、アルミホイルと袋で包まれた78個の白い粉の塊、合わせておよそ80キロが入っていて、鑑定の結果、いずれもコカインと確認されました。
末端価格にしておよそ48億円分で、国内で見つかったコカインの量としては過去最多とみられています。
リュックサックは、いずれも防水テープで巻かれ、浮きの役割をしたとみられる空の容器と、目印とみられる蛍光物質を使った光る棒が付いていました。
また、警察のその後の調べで、21日、横須賀市御幸浜と隣の葉山町の海岸でも、それぞれリュックサックが新たに1つ見つかり、2つとも中におよそ20個のコカインとみられる白い粉の塊が入っていたということです。
警察は、コカインは合わせておよそ120キロ、末端価格にして72億円分に上るとみて調べるとともに、密売グループが海上での受け渡しに失敗したものとみて捜査しています。
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