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放射性廃棄物最終処分計画 柔軟検討を11月21日 22時25分
自民党の細田幹事長代行は党本部で講演し、高レベル放射性廃棄物の最終処分場を地下深くにつくるとした国の計画にこだわらず、放射性廃棄物を地上で管理することも含めて、柔軟に検討すべきだという考えを示しました。
原子力発電所から発生する高レベル放射性廃棄物の最終処分場について、国は地下深くにつくって埋める計画ですが、建設場所は見つかっておらず、小泉元総理大臣は「最終処分場をつくることに国民の理解は得られない」などとして、直ちに「原発ゼロ」を決断すべきだという考えを示しています。
こうしたなか、電力の安定供給を推進する議員連盟の会長を務めている、自民党の細田幹事長代行が党本部で講演し、「小泉氏は、『高レベル放射性廃棄物があふれてしまう』と言うが、管理すれば放射能も出ず、問題はない。地下に埋めるだけではなく、ほかの方法に変えてはどうか」と述べ、地下深くに最終処分場をつくる国の計画にこだわらず、放射性廃棄物を地上で管理することも含めて柔軟に検討すべきだという考えを示しました。
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