特定秘密保護法案 弁護士ら「冤罪誘発する」、集会で危機感訴え/神奈川
2013年11月21日
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秘密を漏えいした公務員らに対する罰則を定めた特定秘密保護法案の国会審議が進む中、同法案に反対する集会が20日夜、東京・文京区民センターで開かれ約400人が参加した。横浜の弁護士らでつくる「明日の自由を守る若手弁護士の会」が主催。講演した山本太郎参院議員は「私たちが何の表現もできなくなる法案だ」と危機感を訴えた。
集会は「特定秘密保護法フェス~オレたちが『マツリゴト』に参加できなくなる?」と題し、音楽家で日本アーティスト有意識者会議の三宅洋平さん、弁護士でロックミュージシャンの島昭宏さん、弁護士の武井由起子さんらも意見交換した。
武井さんは、法案の罰則対象が過失、共謀、未遂、教唆、扇動-といった「周辺的行為」にも広範囲にわたっていることを懸念。
島さんは、秘密指定の過程や基準が不明確である点を挙げ、何が犯罪であるのかをあらかじめ明確化すべきだと憲法が定めた「罪刑法定主義」に反する、と指摘。「何が問題なのかを共有できないまま有罪にされる恐れがあり、冤罪(えんざい)を誘発する」と述べた。
三宅さんは「『もっと僕らを参加させてくれ』という国民の政治参加の考え方とは真逆」、山本さんは「この法案によって表現活動が萎縮する」と話した。
集会は「特定秘密保護法フェス~オレたちが『マツリゴト』に参加できなくなる?」と題し、音楽家で日本アーティスト有意識者会議の三宅洋平さん、弁護士でロックミュージシャンの島昭宏さん、弁護士の武井由起子さんらも意見交換した。
武井さんは、法案の罰則対象が過失、共謀、未遂、教唆、扇動-といった「周辺的行為」にも広範囲にわたっていることを懸念。
島さんは、秘密指定の過程や基準が不明確である点を挙げ、何が犯罪であるのかをあらかじめ明確化すべきだと憲法が定めた「罪刑法定主義」に反する、と指摘。「何が問題なのかを共有できないまま有罪にされる恐れがあり、冤罪(えんざい)を誘発する」と述べた。
三宅さんは「『もっと僕らを参加させてくれ』という国民の政治参加の考え方とは真逆」、山本さんは「この法案によって表現活動が萎縮する」と話した。
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