放射線被曝とDNA修復の関係
3時、就寝。
7時に起床し、大粒納豆、目玉焼き、数の子入りわさび漬け、皮鯨と夕顔の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。
食後、某氏の車で長岡市に移動。
9時から11時過ぎまで、某会議室にてアイデア出し会議を行う。
12時、一旦、自宅に戻り、ひきわり納豆と麺つゆで作ったつゆで、そうめんをすすって昼食。
13時から会社関係の仕事や相談の依頼があり、市内をまわる。
18時過ぎ、事務所に戻ったところで来客。
スーパーで買い物をしたのち、20時、半額になっていたジャージャーめん、3割引きになっていたマグロ赤味のブツ切り、ひきわり納豆汁、グレープフルーツ缶チューハイ500ml3本で夕食をとる。
まだすべてのメールに返信できていないものの、放射線被曝と癌に関する質問のメールを多く頂戴している。放射線の影響を考える上で知っておくべき、正常細胞が癌化する過程を、より分かり易く理解してもらえるよう以下にまとめたい。
<活性酸素と細胞>
そもそも人間には酸素が必要(当たり前?)であり、体に取り込まれる段階で活性酸素にも変わる。この活性酸素は細胞に損傷を与え、1日に約10億個ほどできるものの、運動や食品、ストレス、煙草、酒、放射線などによって、その量は変わる。
その意味からは、酒、煙草、そして放射線も浴びる量は、できる限り少ない方が良いと言われる。
しかし、活性酸素によって細胞に信号が送られることから良い意味での利用もできる。
<人間がもつ抗酸化機能:抗酸化酵素>
人間の体には抗酸化酵素(カタラーゼ、SOD:スーパーオキシドディスムターゼ等)という活性酸素を除去するための酵素が存在する。
食事で取り入れた、抗酸化物質(ビタミンA・C・E、βカロチン、カテキン等)も活性酸素といち早く結びついて、細胞の酸化を防ぐため、納豆の良さはここにもある。
<DNA(遺伝子)損傷と修復>
実際に10億個の活性酸素があっても抗酸化酵素のため、遺伝子が損傷するのは数100万個というレベルになる。しかも、DNA分子の損傷は1日1細胞あたり5~50万回程度起こっており、基本的に人間は修復している。
現在のマスコミに登場する放射線の専門家のなかでも、このDNAによる修復に対してどのぐらいの量の放射線まで大丈夫なのか、
・ほんの少しの放射線でも影響がでるという説
・低線量であれば、ホルミシス効果があり、むしろ体に好影響という説
事例:ラジウム温泉、ラドン温泉等
・人種、性別、年齢などの個体差の方が大きいため、一定の数字はだせない説
等などがあるため、ある意味、風評被害を生んでいる。
<DNA修復できない場合:突然変異>
放射線やその他の影響があり、DNA修復が追いつかないほど破壊された場合は、細胞老化や細胞の自殺(破壊された細胞は自殺するようプログラムされており、アポトーシス、プログラム細胞死という)、癌化が起こる。
<癌化と免疫細胞>
癌化により、癌細胞が発生した場合には免疫細胞(キラーT細胞、ナチュラルキラー細胞)が処理する。癌細胞は1日あたり、数千個できているが、免疫細胞で処理している。その処理量を超えた場合に発癌する。
<しきい値議論>
放射線で発癌するまでの人間が持つハードルは、抗酸化機能、DNA損傷修復機能、細胞自爆機能、免疫細胞の処理機能がある。
これらの機能のハードル、処理能力を超えた場合に影響があるとし、その越えた場合の数値について、専門家でも意見が分かれる。
受ける放射線量についてある一定の数値(しきい値)にならないとほとんど影響がないとする学説と、低線量でも影響があるする学説があり、概ね前者が主流となっている。
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コメント
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投稿: | 2011年10月22日 (土) 00時01分
名無しさん、コメント、情報ありがとうございます。
放射線ホルミシスについては、なかなか理解が広がらない状況にもどかしさを感じております。
投稿: 三井田孝欧 | 2011年10月25日 (火) 04時36分