日本の財務省が20日発表したところによると、10月の貿易収支は、約1兆900億円で、10月としては、統計が比較できる1979年以降で過去最大となった。日本の10月の輸入額は、昨年同時期と比較して26.1パーセント増加し、およそ7兆1950億円となったほか、輸出額も、自動車の輸出などが増え、18.6パーセント増となり、6兆1045億円となった。
ドル・円相場は、1年で約20パーセント下落し、現在は1ドル100・14-100.18円。円安により、日本の輸出競争力は強化されるが、輸入品の価格は上昇する。日本では、国内の原発が全て停止したあと、ガスや石油の需要が増え、輸入量が増加したことなどから、輸入額が膨らんだ。
イタル・タス