2013年11月21日01時45分
【清水大輔】田原総一朗さんや鳥越俊太郎さんらキャスターや、新聞、雑誌などのメディア関係者が20日、東京都内で、特定秘密保護法案に反対する集会を開いた。
発起人の一人の田原さんは「懲役刑になり得るという『著しく不当な取材』とは何のことなのか。我々の取材がすべて『不当』にされうる」とし、報道の自由が脅かされるとした。
元共同通信編集主幹の原寿雄さんは、陸上自衛隊がイラク派遣の反対運動の参加者を監視していた事例を挙げ、「法案が通ればこのような違法行為が合法化される」と指摘。経済ジャーナリストの荻原博子さんは、原発に関する情報が特定秘密とされる可能性に触れ、「知らなければ、自分の身を守りようがない」と主張した。
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朝日新聞社会部
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