2013-11-19 10:09:06

金融の脆弱化

テーマ:アメリカ経済
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NEW!『経済学と思想(前編)①』三橋貴明 AJER2013.11.12(3)

http://youtu.be/ZJKqLwPRs7A

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12月2日グローバル資本主義を超えて(Beyond Global Capitalism)」 (京都)

NEW!12月13日「日本大復活 東京オリンピックと安倍政権、日本経済の行方 」(大手町)

12月19日 「「“強い”日本経済は実現するか?」 --安倍政権誕生一年とこれからを検証する 」(御茶ノ水) 

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【顔のない独裁者】特設ページはこちら。
http://rensakaki.jp/release/dokusaisya.html
【顔のない独裁者】が100倍面白くなる座談会(三橋貴明、さかき漣、平松禎史、古谷経衡)特別音声プレゼントのページはこちら。
https://www.keieikagakupub.com/sp/SAKAKI/index.php


 「新世紀のビッグブラザーへ」がKindle版が出ていて吃驚しました。

http://www.amazon.co.jp/dp/B0081BFH94/

 「顔のない独裁者 」のプレストーリーです。よろしくお願いいたします。


 10月のユーロ圏のCPI上昇率が2010年2月以来約4年ぶりの低水準(0.7%)となり、アメリカもわずか1.2%(9月)と物価上昇率が低迷する中、欧米の株式市場が史上最高値を更新しています。


NYダウ、4営業日連続で最高値 一時1.6万ドル超す
http://www.asahi.com/articles/TKY201311190002.html
 18日のニューヨーク株式市場は、大企業で構成するダウ工業株平均が小幅に値上がりした。終値は、前週末より14・32ドル(0・09%)高い1万5976・02ドルとなり、4営業日連続で最高値を更新した。取引時間中には一時、1万6000ドルの大台を突破した。(後略)』


欧州株式市場=続伸、独DAXは終値で最高値更新
http://jp.reuters.com/article/jp_eurocrisis/idJPTJE9AH03520131118
 18日の欧州株式市場は続伸し、FTSEユーロファースト300は5年ぶり高値を更新して引けた。ドイツ公益株が上昇をけん引したほか、ユーロ圏の景気見通し改善を示す経済指標や中銀の金融緩和策も引き続き支援材料となった。
 FTSEユーロファースト300種指数.FTEU3は6.40ポイント(0.49%)高の1304.25。
 DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは 26.77ポイント(0.88%)高の3081.30。
 公益株に押し上げられる格好で、独クセトラDAX指数.DAXは9225.43と、終値で最高値を更新した。(後略)』


 消費者物価指で見たインフレ率が低迷する中、株価がひたすら上昇していく。何が起きているのでしょうか。消費者物価の意味を考えれば、理解できます。


 消費者物価とは、文字通り財やサービスが消費されたときの価格です。消費財の物価が上がっているということは、生産者が「生産」した付加価値の金額が高まっているという話です。同じ製品、サービスを生産したにも関わらず、付加価値の名目的な金額が高まるとは、要するに「所得の金額が増えている」という話です。(付加価値=所得の分配の話は、取りあえず脇に置きます)


 つまりは、消費者物価の上昇とは、生産者(企業、労働者)の労働の価値の上昇でもあるわけです。


 現在、バブル崩壊後のデフレ化を防ぐため(日本はデフレ脱却を目指し)、FRBや日本銀行が量的緩和を拡大しています。なぜかマネタリーベースを「回収」していたECBも、事実上のゼロ金利政策に突入したこともあり、今後は再び量的緩和に向かうでしょう。11年後半からのECBのマネタリーベース拡大は、南欧諸国やアイルランドの財政危機を食い止める目的だったのでしょう。危機が一応、落ち着いたので、マネタリーベースを回収したものの、今後は「デフレ化防止」のために再びマネタリーベース拡大に転じざるを得ないと思います(すでにして遅すぎですが)。


【日本、アメリカ、ユーロ圏のマネタリーベースの推移(2008年1月=1)】
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http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_44.html#Mbase


 問題は、中央銀行は発行したお金(マネタリーベース)の行き先を管理することはできないという点です。そもそもの目的は「デフレ化防止」「デフレ脱却」ですので、お金を財やサービスへの消費、投資に使ってもらわなければなりません。ここで言う投資とは、民間住宅投資、民間企業設備投資、公的固定資本形成(公共投資)の三つのみです。株式投資や土地への投資、金融商品への投資は含まれません


 消費に民間住宅、民間企業設備、公的固定資本形成を加えたものとは、要するに名目GDPです。(純輸出、在庫変動は省略)中央銀行が発行したお金が、名目GDPになるように使われれば、デフレ脱却に向かいます。ところが、銀行から借りられたお金が株式、土地、先物取引、為替取引(FX)などに向かうと、名目GDPは増えません(証券会社や不動産会社の手数料収入を除く)。


 無論、株価が上昇していけば、キャピタルゲインを得た(あるいは「得る」)人が消費を増やしてくれるかも知れません。そうなれば当然、名目GDPが増えますが、株価上昇「のみ」では消費が増えたことにはなりません。


 そして、株価や土地価格、先物価格などが上昇しても、物価に影響を与えないのはもちろんのこと、「雇用」もあまり改善しません。株式、土地、先物などの「商品」は、動く金が大きい割に「雇用」は少ないのです。つまりは、労働者(証券会社の社員など)一人当たりで扱う金額は大きいのですが、
「金額が増えれば増えるほど、雇用が増える」
 という話にはなりません。


【アメリカマネタリーベースと失業率の推移】
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http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_44.html#USMU


 アメリカはリーマンショック以降、すでに2.6兆ドルもマネタリーベースを拡大しました。ところが、未だに失業率はリーマンショック前を回復していません。


 もちろん、上記は「アメリカの量的緩和は無駄だった」などという話では決してありません。と言いますか、リーマンショック以降にアメリカが量的緩和政策に踏み出さなければ、下手をすると「第二次世界大恐慌」になっていたと(個人的に)考えています


 単に、量的緩和のみでは雇用改善や物価上昇のためには力不足(あるいは短期的には力不足)という話です。理由はもちろん、上記の通り、中央銀行はお金が「ストック(資産:株式、土地、金融商品など)」に向かうのか、それとも「フロー(所得:財・サービス)」に向かうのかを管理することはできないためです。


 というわけで、公共投資、設備投資減税などの「財政政策」の出番なのですが、このまま主要国の政策担当者が財政均衡主義を貫き、「お金を財やサービスに導く」ための財政支出拡大に踏み出せなければ、どうなるでしょうか。物価が上昇せず、マジョリティの国民の所得が増えない状況でストックの価格だけがひたすら上昇していき、アメリカが量的緩和政策を終了した途端に、再び「○○ショック」ということにはならないでしょうか。


 先日来、「国土の脆弱化」という話題を取り上げていますが、現在の世界を見ていると「金融の脆弱化」を感じざるを得ません。そして、この「金融の脆弱化」を引き起こした主犯は、グラス・スティーガル法廃止を代表とする金融の規制の緩和です。


 一応、来年の7月にグラス・スティーガル法的な「ボルカー・ルール」がアメリカで適用されることになっています。とはいえ、現在の株式価格の高騰を見ていると、ボルカー・ルール適用前に○○ショックが起きるか、もしくはボルカー・ルール適用自体がショックの引き金になりかねないと危惧しているわけです。


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コメント

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121 ■>91氏

浮いたお金以前に、財布の中身が減り続け浮かせるお金自体が少なくなっていることを理解できないと、貴殿やPW氏のように現実を直視できなくなるのです。

122 ■無題

121 うずら さん
話題が完全にずれてますよ。

コメントしてる内容という現実から逃げてますね。

先ずは、とんずらしてる誹謗中傷を訂正してから出直して下さい

そして、デフレ不況の原因が規制緩和という独自理論をタップリと語って下さい

123 ■おはようございます

なんだか盛り上がっておりますね。
皆様がどうお考えかは分かりませんが、私は良い傾向だと思います。

ただ、元々の議論が広がりすぎているかなとも思います。元々は、単に浮いたお金が全額再消費されるかどうかという議論であったと思います。上念氏の発言である「規制緩和により商品単価が落ちてもデフレ圧力ではない。なぜなら余ったお金は使われるから」は正であるか否かで言うなら、否であると私は思います。

規制緩和、現在話題になっているタクシーについては絡む要素が多くなりすぎるので一概に言えませんが、確実に上記のことを否定する規制緩和があるだろうと思います。

具体例で申し上げたなら韓国からの「のり」「キムチ」の輸入の検疫の免除などがそうだと考えます。この場合、検疫に掛かる人の食い扶持がまずなくなります。それが消費者へのコストダウンという形で還元されますが、そのコストダウンによる消費量の増加は殆ど見込めません。仮に消費が増加したところで国産海苔や国産漬物の消費が減少するという更なるデフレ圧力に繋がります。

このケースで、なお、上念氏の仰られる「規制緩和により商品単価が落ちてもデフレ圧力ではない。なぜなら余ったお金は使われるから」は正であると論じることができるでしょうか?
(議論が広がりすぎたと言いながらさらに広げて申し訳ありません。)

124 ■無題


輸入デフレ論と何が違うんでしょうか?

125 ■輸入デフレ論と同じスキームです

空き地さん

ご指摘の通り、輸入デフレ論と同じスキームですよ。

ただ、輸入の増加が規制緩和によってもたらされたものであることを認めてもらえば、「規制緩和により商品単価が落ちてもデフレ圧力ではない。なぜなら余ったお金は使われるから」は否であることが認識して頂けると言うだけの話です。

「規制緩和により商品単価が落ちてもデフレ圧力ではない。なぜなら余ったお金は使われるから」が否であるということに納得頂けたのでしょうか?それなら安心です。

126 ■無題


私は輸入デフレ論を認めていない立場なので、「輸入デフレ論と同じスキーム」であれば、同様に認めることはできません。

127 ■空き地様

それでは上記の例において、デフレにならない具体的な理由のご提示をお願いいたします。

128 ■無題

123 secretary-of-japan さん
お世話になってます

確かにタクシーは例として不適切ですね。(価格低下してないので)

なんか、上念さんの意見を擁護してると誤解されそうなので説明させて下さい。

個別価格は物価に影響しない。デフレは需要と供給が原因。私の論じてるこの意見は、ただの三橋さんの受け売りです。(そして表現が異なるだけで、上念さんの意見と一致してます)



ではご提案の事例で考えてみます。

検閲が免除されると、生産性が上がりますね。そして安く提供する、または生産者の利益が増える、となります。

全て生産者の利益増に繋げた場合、これはデフレ圧力になりそうですね。企業は内部留保を増やす傾向にありますから。

全て消費者への安価提供に繋げた場合(ムチャな仮定ですが)
やはり余ったお金を消費者がどうするか?によりますね。
今は物価が横ばいです。(昭和恐慌のような酷いデフレではない)
よって、貯蓄に回した方が得と考える人も極僅かだと推測します。

故に、デフレ圧力としては極僅か、と仮説を立てます。


また、輸入がしやすくなったことにより、国内に向かうはずの投資が韓国への投資にシフトすると、その分だけ日本の有効需要を毀損するので、デフレ圧力になると思います。

129 ■さてさて…。

取り敢えず以下に当方の考えを述べます。

先ずはデータを見なくては議論にならないので、消費動向を俯瞰するのであれば先ずはこちらをどうぞ。国民生活白書に総務省「家計調査」を見やすくまとめた表があります。

http://www5.cao.go.jp/seikatsu/whitepaper/h19/01_honpen/html/07sh_dat0201.html

2009年の内閣府国民生活局廃止のため2006年までしか無いのが残念ですが、家計調査自体は総務省統計局で引き続き行っています。さて全世帯のデータを見た場合、1997年をピークに消費支出(いわゆる生活費)は一貫して減少しており増加に転じた年はありません(但し、表外の2007年だけは増えていたと記憶しています)。この辺りの話をする時は、先ずはデータが何を意味するのかを洗ったほうが宜しいかと。ここでよく議論に出てくる可処分所得と言う用語の主旨を読み取れば、この表にある消費支出と家計貯蓄の増加分を指してるのでしょう。家計消費のデータも合わせて見れば実体がよく見えます。家計貯蓄の額については下記の内閣府HPを御参照下さい。相当に減少していることがわかります。

http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/kakuhou/files/h23sq/sankou/pdf/bunpai20131115.pdf

2006年までの消費支出が一貫して減少しているにもかかわらず、家計貯蓄は2006年に増加していますよ。これは、浮いたお金が貯蓄にまわったと言えますね。尚、SNAと家計調査については貯蓄率も色々ありますから、全て額面で見ています。

当方は消費支出で見る方が実体を表していると思いますが、家計最終消費支出で見る理由を御教示願います。(市場外取引に関する重要な話も含まれています)

130 ■無題

>それでは上記の例において、デフレにならない具体的な理由のご提示をお願いいたします。

いやいや、

>元々は、単に浮いたお金が全額再消費されるかどうかという議論であったと思います。

なんでしょ?そこについて議論しましょうよ。

「上記の例」において、「コストダウンによる消費量の増加は殆ど見込めません。仮に消費が増加したところで国産海苔や国産漬物の消費が減少するという更なるデフレ圧力に繋がります。」が何か当然であるかの如くお話されていますが、これは「浮いたお金の内、必ずしも全額は再消費されない」を前提に置いていないと成り立たない話なわけで(もう少し言えば、海苔や漬物の価格下落がそのまま物価下落に繋がるという話も同じ前提が必要で自明ではない)、結局コレも「AだからAである」と言っているだけでは?

あくまでも物価の話なので、海苔や漬物の消費量だけ考えても意味ないでしょ?なぜ他の財の消費の増減(=価格の変動)への影響を考慮しないのか、結局、「浮いたお金が他の消費に回らない」という前提の下で考えているからではありませんか?

131 ■無題

というか、「再消費」という表現に違和感。

「浮いたお金」ってキャッシュバックでもされるんですか?違うでしょ?

この辺に勘違いの根源がありそうですね。

132 ■総理の語る「痛恨の極み」に心はあるのだろうか?

一昨日のコメントの4、「安倍総理は嘘を言っていない」で有閑爺いさんが指摘する「総理の不誠実さ」について、消費税増税後の構造改革的政策のオンパレードの中、そういう思いを強くしています。

去年12月の衆議院選挙での安倍総理(当時は野党総裁)の演説の中で、総裁は、
名神高速や東海道新幹線、更には黒四ダムの建設費の一部は世界銀行からの借金によって賄われてきた事実を述べた後に、
「地域の競争力を高めるような投資はこれを堂々と行っていきます」
と語り、公共事業悪玉論には屈せず新規国債の発行等の借入金の積み増しによって公共事業を進めることをほのめかしていました。
しかし、ほのめかしたのだけであって、具体的に、整備新幹線をやるとかは語っていません。

そういう言い回しに思い当たるのが靖国神社参拝の件です。
総理は「前安倍内閣の時に靖国神社に参拝出来なかったことは痛恨の極み」と語っています。
ところが第二次安倍政権の総理としての参拝がまだありません。
もしや、小泉氏が行ったように保守派の支持を取り付けるがためだけの発言でしかないのではとの懸念を抱く訳です。
消費税増税による支持率低下の挽回策として、敢えて参拝を先送りしているのではということです。

来年4月以降、増税による景気悪化は避けられないと思いますが、そのタイミングを見計らって参拝するのではないかと見ています。
恐らく、26年度末の確定申告前後に多くの中小企業が危機に直面し、支持率も大きく下がることでしょう。そう考えると、参拝は再来年の例大祭までは先送りされる可能性が高いと思います。
ただ、その前に総裁選があるので流動的な要素も残ってはいますが。

竹中氏を招請したときは、毒を見極めるため、あるいは撹乱のためと、勝手に善意で解釈していましたが、今年10月以降の政策を見るに付け、選挙前の総理の言葉に対する信頼が、少なくとも外交を除いてはない、まさに「不誠実」との評価が相応しいと思った次第です。

民間議員の問題でも、正当性も見識も期待できないような人物を選び慰留するような出来レースを演じるわけです。

133 ■空き地さん

空き地さん
上念氏には、私はあまり興味を持っていないので存じ上げていないのですが、そんな珍妙な経済論をお持ちのかたなのでしょうか?
私は、経済学の初歩の初歩であるサプライとデマンド曲線の話をしているのですが。輸入という要素でサプライが増加したら、当該の商品価格は下落しますよという話です。そして、当たり前ですが、消費者物価調査の品目が値段が下がっていればデフレです。

また、買い物して、あるいはタクシーに乗って以前より安くなったために余ったお金は全額使われないということに疑問を感じるなら、人はなぜもらったお金を全額使わないのかを疑問に感じるべきですね。お分かりか分かりませんが、多くの方には空き地さんが仰っていることは、その類いの議論に見えていると思いますよ。

上念氏は、恐らくもっと深いレベルで話をされているのでしょうが、空き地さんの議論は、レモンはすっぱいという説明を求めておられるように感じます。上念氏は、規制緩和により消費が刺激されるケースもあり、そういった場合にはデフレ圧力とはならないということを言いたかったのかと思いますが、それを額面どおりに意固地に守ろうとしても上念氏の経済論が珍妙に見えるだけですよ。

134 ■無題


え?私の聞きたいことが分かりませんか?

個別の価格が下がったからって物価が下がるなんて自明ではないでしょ?というお話なんですけど(ある商品の値下がりが他の商品価格に与える影響が一切無いという「仮定」を置いている)。そして、その自明でないことを説明するためには「仮定が正しい」こと、つまり「浮いたお金が貯蓄に回ってしまう」ということを立証しなければならないわけです。

ここではなぜだか、それを再検証するのを嫌がる人ばかりなんですよねぇ。当たり前がどう当たり前なのかを今一度説明してくれればいいだけなんですけど。

私が求めているのは言わば、二次方程式の解の公式の導出を、面倒だとは存じますが今一度やってみせて下さいませんか?というようなものです。でもみなさんはなぜだか解の公式を前提とした応用しかみせてくれないので、「あの~、公式の導出が見たいんですけど・・・」となっているわけです。

ちなみに、「浮いたお金」は「もらったお金」とは違う概念でしょ?だって元から手元にあるお金なんですもの。値下げ=キャッシュバックなんですか?と伺ったのはそういうことです。一旦、値下げ前の価格を払わされる「値下げ」なんて聞いたことも見たこともない。

深いとか浅いとかは私にとっては“どうでもいい”ことなんで、早く質問に答えてもらえませんかね?「浅い」んだったらカンタンに答えられるはずでしょ?余計な物言いは『議論から逃げてる』風に見えてしまいますよ?

135 ■議論

再掲致します。

藤井氏の議論についての解説。中々示唆深い内容です。
http://www.youtube.com/watch?v=gHxYN8dFKPk&feature=c4-overview&list=UUNkl6sk3xpHcSpIfiuV2AIA

136 ■無題

134 空き地 さん

個別価格の下落により、物価が下がる

これは供給と需要のバランスを物価下落の原因とする三橋さんから教わった理論と異なると、私も考えてます。

規制緩和により、需要より供給側の高まりが大きい場合にデフレ圧力になる。この点は共通認識だと思います。


ちなみに、個別価格の下落によりデフレになるってのは、藻谷氏の主張の根幹なんですよね。
氏はこれが主因としてるから、トンデモとされてるのですが、
ここの皆様は需要と供給がデフレの主因とされてるのは共通でしょう。
しかし、個別価格の下落の影響が、どの程度あるか…が議論のポイントになってるのですよね。

私は、デフレの程度が酷ければ、個別価格の低下は更なるデフレに繋がるが、現在の日本のような横ばいに近いデフレでは、極めて微少なデフレよういんにしかなり得ない。という意見です。

空き地さんは如何でしょうか?

137 ■※119 くらえもん様

>マネーストックを増やすにはどのようにすればよいのか。

二つ、方法がございます。

・お金を更に増やす
・お金を回す

前者の場合は、マネタリーベースを更に増やせば良いだけです。

後者の場合は、
「日銀法改正」
が最適でしょう。

「インフレ目標」
「失業率の目標」
を明記する事に拠りまして、
「それ等の数字が達成されるまで日銀はコミットする」
という意思表示ですので、デフレ・マインドなんざぁ瞬殺です。

「財政出動」
も良いのですが、政治的ハードルの高さや供給力といった制限もございますし、何と申しましても、国民のコンセンサスが得易いのです。



>デフレ突入後のデータのみ抽出すると相関係数がだいぶ低くなるというコメントが過去にあった気がしますが、今後もその式を使ってインフレ率を予測することが可能なのか。

同様の動きをしておりますので、問題は無いでしょう。

「デフレ突入後のデータのみ抽出すると相関係数がだいぶ低くなる」
という事が本当でしたら、その数字を提示されていなければなりません。



>貨幣供給量が少ないことが問題だったのであれば、金利はもっとどんどん上がっていってもよさそうなのに、低いままです。今の日本は実は貨幣供給>貨幣需要なのではないでしょうか?

「量の問題」
ではなく、
「スピードの問題」
と考えております。

終戦直後、インフレ率が364.5%にもかかわらず、政府が市場のお金を増やして回して(普通に考えますとインフレ圧力です)、そこから脱却した訳です。

すなわち、
お金の増加速度>モノ・サービスの増加速度
だった訳ですね。

現在は、
お金の増加速度<モノ・サービスの増加速度
ですので、デフレなのです。

138 ■※129 悪人正機様

家計を持ち出すのでしたら、
『家計最終消費支出』
は2006年までは増加傾向である事は、※105で提示しました通りです。

そして、貯蓄に関しましては、以下のデータがございます。

【二人以上世帯(勤労者世帯)の年代別貯蓄額(単位:万円)】
━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━━
年次│~30│30代│40代│50代│60代
──┼──┼──┼──┼──┼──
2002│ 368│ 719│1108│1659│2332
2003│ 316│ 738│1118│1672│2362
2004│ 349│ 701│1132│1683│2235
2005│ 350│ 707│1175│1645│2195
2006│ 258│ 686│1145│1627│2187
2007│ 248│ 651│1103│1563│2373
2008│ 278│ 640│1153│1609│2019
2009│ 291│ 609│1088│1593│1952
2010│ 274│ 624│1082│1585│2173
2011│ 285│ 593│1140│1487│2160
2012│ 290│ 569│ 988│1609│2170
━━┷━━┷━━┷━━┷━━┷━━
【データ出典:金融広報中央委員会『家計の金融行動に関する世論調査』http://www.shiruporuto.jp/finance/chosa/yoron2012fut/hist.html】

2006年までですと、40歳代以外の世代は、減少傾向にございます。

更に、所謂“貯蓄0世帯”の割合は、2000年頃は約12%だったにもかかわらず、2011年には28.6%、2012年は26.0%と、ほぼ倍増しております。
【データ出典:同上】

これは、
「浮いたお金が別の消費に向かう」
「浮いたお金は貯蓄には回らなかった」
と言えましょう。

139 ■横レス

>>貨幣供給量が少ないことが問題だったのであれば、金利はもっとどんどん上がっていってもよさそうなのに、低いままです。今の日本は実は貨幣供給>貨幣需要なのではないでしょうか?

デフレの状況では、実質金利が高いですよ
実質金利が高いと、投資意欲が起きず、マネーストックも増加し難い。

量的緩和の買いオペは、国債価格の吊り上げとしても働く。
つまり、国債を売った側の金融機関は、国債以外の投資先を見つけたことに等しい。
これが円安・株高になる背景。

円安(外貨)・株高はリスク資産であり、インフレ予想が高く、実質金利が低下していることを示唆する。

140 ■>※138 血祭謙之介(NWD)様

先ず、※129について御教示願います。

141 ■無題

>べてらんずさん

「物価」の変動を語る時の「需要と供給」と、
「価格」の変動を語る時の「需要と供給」は、
微妙に違う概念だと思うんですよね。

だから、規制緩和で「あるモノ」に対する供給が増えて「あるモノの価格」が下がったからと言って、それがそのまま「物価の下落=デフレ」になるというのは論理の飛躍だと思います。

例えば、「あるモノ」の供給を伸ばす新規参入には初期投資が欠かせないはずです(三橋氏も「供給能力を引き上げるために投資をする」という旨の説明をされていたはず)。転売屋でない限り、初期投資先は「あるモノ」以外であるはず。したがって、初期投資が向かった先の「別のモノ」の需給関係も考慮しなくちゃいけない。そうすると、「加重平均の要素である個別の価格のひとつが下がるんだからデフレになるに決まってんだろ」とは決して言えないわけです。「浮いたお金」についても同様。「ひとつの商品の価格下落が他の商品価格に一切影響しない」というのは相当無理のある仮定だと言わざるを得ない。

>私は、デフレの程度が酷ければ、個別価格の低下は更なるデフレに繋がるが、現在の日本のような横ばいに近いデフレでは、極めて微少なデフレよういんにしかなり得ない。という意見です。

「程度の酷いデフレ」がどのくらいのインフレ率を想定されているか分かりませんが、いずれにせよ、私の考えでは、個別価格の変動が消費額に与える影響よりも、所得の変動が消費額に与える影響の方が遙かに大きく、結果として価格変動の物価変動への寄与を観測することはできない→価格変動は物価変動に影響を与えない(と見なしても特に問題ない)ということになります。

142 ■無題

>べてらんずさん

「規制緩和で所得が下がる」という話はあくまでも既存のプレイヤー側の視点であって、新規参入組の所得は上がるわけですから、単純に規制緩和即所得減少とは言えないでしょう。それこそ「規制緩和の中身による」と思います。むしろ、消費性向の高い低所得者層が増えて全体の消費額は増えるかもしれません(これが社会にとって良いか悪いかはまた別の問題、今はインフレデフレを議論しているので)。三橋氏は「パイは増えない」とは仰いますが、「パイが減る」とは仰っていないように思います。おそらくですが、実際のデータもそうなのでしょう。「パイが一定」ということは「業界全体での所得は一定」ということ。そうするとやはり「規制緩和即所得減少」とは言えない(減る人もいれば増える人もいて、全体では大きくは変わらない)のだと思います。

実際にデフレ下で起こっている所得の減少が、デフレのせいなのか、規制緩和のせいなのか、これはよく見極めないといけないでしょうね。

143 ■何を言えば理解してもらえるのか

空き地 様

うーん、では、この例で考えてもらおうかな。
タクシーの例でも、検疫の例でもいいのですが、その場で支払うお金が減少します。

ここまでは良いですね。お金が浮くとか浮かないとか、まぁ、捉え方はどうでも良いでしょう。現に財布に残ることは理解してもらっているかと思います。

さて、この財布に残ったお金が空き地さんが言うとおりに、最終的に全部消費されるとしても、その期間の損失というのがあるのは理解できるでしょうか?

タクシーで帰宅して、1000円払ったのが900円になった。残った100円は、翌日、コンビニで飲み物を買ったとしましょう。おそらく、空き地さんの主張が100パーセントとおった形ですね。

それでも、タクシーに乗ったのが3月末だったら今年度の名目GDPには入りません。GDPとは、色々な形で算出されますが、マネーストック×回転率でも算出されます。

理解いただけるよう、かなり稀な形のケースを例示していますが、現実に消費の先延ばしとはデフレ圧力になりますし、消費の先食いというのは、それだけでインフレ要因になり、景気の押し上げ効果があるのです。

144 ■無題


例え話は“どうでもいい”んで、「浮いたお金は貯蓄に回る」が事実であることを客観的に説明して下さいな。

「浮いたお金が全部消費に回ったとしてもデフレ圧力になり得るよ」と仰りたいんでしょうけど、ただでさえ「浮いたお金が貯蓄に回った」としても現実に表れるデフレ圧力としては有為に観測できない程小さい(あなたがご自分で認めたことです)のに、「浮いたお金が全部消費されるまでにかかる時間差」とやらで生じるデフレ圧力とは如何ばかりなんでしょうか?元々あなたは「そんなみみっちい部分で議論しても仕方ないじゃないか」って立場じゃなかったんですか?

というか、「その年度中に使われなかったお金」は、「貯蓄」に分類されるんで、その浮いた100円はちゃんとその年度では貯蓄されてることになってるんですけど?どこが「浮いたお金が全部消費されてる」んですか?

あと、「タクシー代が900円」と把握してれば別にタクシーに乗るより先に「浮くであろう100円」で何かを消費したって構わないわけですよね?初回はたまたま乗るまで値下がりに気付かなかったとしても2回目以降はそうではない。それともタクシー利用者ってリピーター少ないんですか?

はぁ、ホント下らない・・・。早く“本筋”に答えてもらえませんかね?

145 ■何度も本筋で答えているんですが

何度も本筋で答えているのですが、理解されないので搦手から話をしているんですが。

残念ですが、私も下らないというご意見に賛成です。

貴方は残余額が全額消費に回ることを証明できないし、私も残余額が全額消費に回らないことを証明できない以上、論ずるだけ下らないのでしょう。

不毛な議論、お疲れでした。

146 ■無題

"個別価格の下落は問題ない教"の方々は、安くなった牛丼を食べた友人に、余ったお金をどう使ったのか尋ねてみて下さい。

タクシー料金云々の話がありましたが、そもそも人々がタクシーに乗る機会自体が大幅に減っていることを見落としています。

経済成長するということは、国内総消費が対前年度でプラスにならねばなりませんが、いまのように国民の所得が減り続けている環境下では、奇跡的に全ての消費者が、余ったお金を使い切ったとしても、それだけでは成長させることはできません。

財布の中身が減っているのに、そこから余った僅かなお金の使い方を、小難しいデータを持ち出して尤もらしく論じても無意味です。

規制緩和による業界のスクラップ&ビルドを例に挙げ、経済的影響は軽微だと主張する世間知らずもいるようですが、ベストシナリオ通りに運んだとしても、せいぜいイーブンの結果しか得られず、おまけに退出を余儀なくされたプレイヤーの損失分だけ経済成長の足かせになります。

147 ■無題

146 うずら さん
素朴理論ですね。藻谷さんが絶賛してくれそうです。

何故タクシーに乗る機会が減るのか?
単価は抑えられてるのに
何故所得が減ってるのか?
何故退出した企業が次の経済活動に向かえないのか?

デフレ不況だからです。

141 142 空き地 さん
同意です。
内容によっては、個別価格の低下はむしろパイの拡大に繋がります。
(高速道路1000円とか)

その業界での需要と供給のバランスは個別価格に影響しますが、日本全体で需要と供給がどうなるのか?マインドへの影響はどうなるのか?
が大事だと思います。

程度の酷いデフレ、とはデフレーターが-10%程度だった昭和恐慌のイメージです。
横ばい程度の今と比べ、余ったお金は貯蓄に向かい易い、と推測しました。


デフレ不況では、余裕のある富裕層や勝ち組企業は貯蓄や内部留保に回す場合が多く
所得が少なくなった一般家庭や負け組企業は貯蓄に回さない(そんな余裕がない)となるでしょう。

故に、格差拡大に繋がるような規制緩和はデフレ圧力になりやすい

とは言えるかもですね。

148 ■無題

>私も残余額が全額消費に回らないことを証明できない

なぁんだ。初めからそう仰っていただければ良かったのに。

で、なんでその証明できない「浮いたお金は貯蓄に回る」をさも当然のように議論の中で前提として持ち出してくるのでしょうか?

妥当性を証明できない前提を元にした「仮説」に何の価値があるんですか?

あ、ちなみに「浮いたお金が全部消費に回る」の根拠は平均消費性向の推移です。もし規制緩和が「浮いたお金は貯蓄に回る」現象によってデフレを促進したのなら、規制緩和の度に平均消費性向の下落が観測されるはずですよね?「デフレを促進した」と専らの評判のタクシーの規制緩和の前後ですらそのようなことは観測されていないので「浮いたお金は全部消費に回る」と考えて差し支えないという結論に至った次第です。

「そんなことない!牛丼食ってるヤツに聞いてこい!」とのことですが、まずは値下げが客単価に及ぼした影響を観測しないと話を始められないと思いますが。「値下げした分だけ客単価が下がっている『はず』だ」も立派な仮定であって、それが事実かどうかは別の根拠が必要なんですけど。データも見ないで己の「感覚」だけで尤もらしく論じる方がよっぽど無意味というか、むしろ迷惑というか・・・。「退出を余儀なくされた」のは果たして規制緩和のせいですか?不景気のせいですか?規制緩和は新規参入を促すんでしょ?じゃあ退出を余儀なくされるのは不景気で儲からないせいでは?退出した分が新規参入組に移るだけならトータルは一緒。都合良く一部を切り取ってセンチメンタルな部分に呼びかけるのは議論の御法度だと思いますけどね。安くなったからこそ新しく牛丼を食べるようになる客だって存在する。

「規制緩和で所得が減ったら消費も減るだろ?」と言いたい方は少し前のコメントを参照してください。

149 ■空き地さん

ごめんなさい、空き地さん。

申し訳ないけど、空き地さんと議論しても不毛なので、止めます。

規制緩和には、インフレ圧力や景気押し上げ効果があるものもあるし、逆にデフレ圧力や景気押し下げ効果があるものもあるという、私や多くの方から見て当然理解されるであろうことが共通認識できないようなですから。

150 ■無題

>規制緩和には、インフレ圧力や景気押し上げ効果があるものもあるし、逆にデフレ圧力や景気押し下げ効果があるものもある

ん?「浮いたお金は貯蓄に回る」のでしたら、デフレ圧力にはなってもインフレ圧力にはならないと思いますが、これまでの主張は撤回するということでよろしいですか?

>私や多くの方から見て当然理解されるであろうこと

このブログでは「規制緩和はデフレを促進するに決まってるだろ!」と言ってる人たちがほとんどなわけで、それはそういう人たちに向けて仰るべきことでは?「不毛」というより、「議論を吹っかける相手を間違えた」、が正しいと思いますよ?

>共通認識できないようなですから

ついさっき、「(そちらさんの)共通認識」であった「浮いたお金は貯蓄に回る」が証明の出来ない「仮定」に過ぎなかったことが明らかになったばかりですのに、所詮その程度の「共通認識」を理由に「議論できない」とレッテル貼られるのは心外です。

一度定着した「共通認識」は疑うことすら許さない、と仰るのであれば、「議論できない」のはあなた方の方であって、私ではありません。「共通認識にケチを付けてはいけない」のなら、新古典派・新自由主義の「共通認識」にケチを付けるあなた方は一体何なんですか?「自分はいいけど、相手はダメ」ってただのワガママじゃないですか。あなたが「保守」を自認しているかどうかは存じ上げませんが、もし自認しているとしたら今すぐ取り下げてもらいたいですね。

「止めたい」と仰るのならご勝手にどうぞ。別に反論を強要するつもりもありませんし(返答してくる割に質問とずれた答えしか返ってこないから文句言ってただけです)。

151 ■無題

どうでもいいですが、「議論やめるやめる詐欺」みたいなことはしない方がいいですよ。出戻ってきたときのカッコ悪さがハンパ無いですから。「狼少年」の童話(?)みたいにあなた自身の発言の信用に関わる話。

152 ■ secretary-of-japan さん

お仕事もされ、 党大会への行動もされ、忙しい中お疲れ様です。
この状況は知っているはずですが、大人の配慮が出来ない空き地さんです。secretary-of-japan さん、お時間を大事にされて下さい。

以下、空き地さんの、思考回路が理解できないコメントを貼っておきます。これをみて、相手にするのは不毛だと分かると思います。
コメントするのは、自己満足と言い切る神経の持ち主です。10/01安倍総理の増税決断前の空き地さんのコメントです。最低です。
………………………………………………

>素朴な疑問なんですが、『消費増税に反対』 で、かつ『「ネトウヨ」だの「安倍信者」だ のと中傷を繰り返す』人たちはどういう立ち 位置で発言されているのでしょうか?

・増税決行の場合 → 増税阻止は達成されないが、中傷した相手にはでかいツラができる

・増税見送りの場合→ 増税阻止は達成されるが、中傷した相手にはメンツが立たない

このように利害が相反するんですよね。「今 までの発言が将来の自分の首を絞めてもいい から、安倍批判をして増税を阻止するんだ」 という自己犠牲精神の強い方には見えないので、普通に考えると、『「ネトウヨ」「安倍 信者」を大っぴらに揶揄できるように安倍に は消費増税を決行してほしい』という考えで あるという結論になってしまうのですが、それだと『消費増税反対』と矛盾するんですよ ねぇ。

……………………………………………………

反安倍の声をあげる人々は、メンツが立たない、でかいツラが出来ない、安倍信者と揶揄出来ないから、消費税増税決行して欲しいんだろ、実は。……………という理解不能発言しています。
消費税増税の今後の危機感も感じられません。
また、自己満足でコメントしていることに苦言を申し上げた所、う発言もしています。


………………………………………………………

自己満足の 延長に+αがあるかないかが重要なだけで全ての言動は自己満足。

………………………………………………


他人様のブログであること、相手もいることの配慮が感じられません。

自己満足する為のコメンターにはわらないほうが良いです。
本当にお疲れ様です

153 ■誤記

すみません、字が消えておりますね。

また、自己満足でコメントしていることに苦 言を申し上げた所、「こう」発言もしています。



自己満足する為のコメンターには「関」わらないほうが良いです。


失礼しました。

154 ■無題

153 柴犬(有権者歴20年) さん

意味不明の中傷です。
アメーバ規約違反ですね。

あなたの行為は貴方の不満足のためにすることがあるのですか?

強要されてる以外には、そのようなケースは考えられません。

貴方は何処からの工作員か何かで、仕方なくコメントしてるのですか?

155 ■>※154 べてらんず様

流れを読む限り、柴犬様がいたたまれずに発言されたのでしょう。意味不明の中傷は言いすぎですよ。
secretary-of-japan様の謙虚な大人の対応に対して、出てくる反論が浅いと言うだけです。先入観無くスレを読んでる人はそう思うでしょうね。

156 ■無題

別に反論を強要してるわけでもないのに「大人の配慮が出来ない」とは、これいかに?

返答するかしないかは相手方の自由でしょ?忙しいなら返答しなきゃいいだけなのにね。「忙しい中、相手してあげてるんだから手加減して差し上げなさい」ということですか?むしろあちらさんに失礼なんじゃないの?

まぁいいや、議論の中身に言及できないからこうやって無関係なこと(特にセンチメンタルに訴えかけるようなこと)しか書けないんだろうし。「人格批判しかできない人」と知ってれば痛くも痒くも何ともない。悔しかったら議論の中身に踏み込んでくれば?

「関わるな」との事ですが、私に言わせれば「お前こそこっちに関わってくんじゃねぇよ。議論する気もないクセしてよぉ。」ってなもんです。あなたにとって私が本当に取るに足らない存在ならスルーしてればいいだけなのにわざわざ「関わるな」と“二日前のコメント欄にまで”言いに来る(あの方にそれを告げる方法は他にもあるんですよ?なぜココに書きに来る必要があったのでしょうねぇ?)ってことは“そういうこと”なんですよ。ま、どうせあなたは「理解不能」と言って“また”逃げるのでしょうが。

157 ■>137 血祭謙之介(NWD) さま

レスありがとうございました。

現状、お金は金融機関にある訳でマネタリーベースを増やすこと自体の効果は微々たるものでしょうから、メインは後者の「お金を回す」つまり「目標を達成するまで金融は引き締めません」という宣言の元に人々の期待に働きかけるということですね。しかし、いつかは目標が達成されるのでしょうが、いつ頃達成できるかどうかというのは未知数ですね。

財政出動は確かに政治的にハードルが高いですね。供給制約についての問題もあるので、複数年度予算の設定等が必要になりますが、安すぎて仕事が受けれないという状況もあるみたいなので、受注額を吊り上げれば仕事をしてもらえるケースもあるでしょう。

>「デフレ突入後のデータのみ抽出すると相関係数がだいぶ低くなる」
という事が本当でしたら、その数字を提示されていなければなりません。

http://d.hatena.ne.jp/shavetail1/20130721
上記リンクのブログでは1996年以降のデータのみで再計算されていますが、マネーストック増加率と2年後のインフレ率には相関がありませんでした。

>終戦直後、インフレ率が364.5%にもかかわらず、政府が市場のお金を増やして回して(普通に考えますとインフレ圧力です)、そこから脱却した訳です。

インフレ率がそれだけ高くなっていたということは供給力が落ちていたと思われますが、そこから脱却したのは設備投資を増やして供給力を上げたのでしょう、もちろん貨幣需要は高い状態であり、それこそ金融機関にお金がない状態だったと思われるので、政府が通貨を発行するのは当然の流れだと思います。

スピードのくだりはちょっと分かりにくかったです。

>139 fizzさま
えーと、今、実質金利ってどれくらいなんでしょう?もちろん金利というのは投資を行う時に重要なファクターの一つであり、好況時にはほぼ金利にのみ投資の量が依存するといっても過言ではないでしょう。しかし、不況時には金利が低くても需要の見込みがなければ設備投資は行わないものです。後半部分はなるほどなぁと思いました。レスどうもです。

158 ■無題

>悪人なんとかさん

「どの反論がどのように浅いのか」説明してもらえます?なんなら続きの議論をあなたとやってもいいんですけど?私は「浅い」んだから、カンタンに論破()できるでしょ?

具体的な指摘もなく「配慮がない」「大人げない」「浅い」と言うためだけにココに来たんですか?

「配慮がない」「大人げない」「浅い」のがどちらか、“先入観無くスレを読んでる人”はどう思うんでしょうねぇ。というか、あなたはなぜ「そう思う」と思うに至ったのですか?あなたの価値観が他の人のそれと一致してるかどうかなんてあなたに分かるんですか?もしかして超能力者?

159 ■※158 空き地様

議論とは論破することに非ず。

再掲します。
--------------------------------
藤井氏の議論についての解説。中々示唆深い内容です。
http://www.youtube.com/watch?v=gHxYN8dFKPk&feature=c4-overview&list=UUNkl6sk3xpHcSpIfiuV2AIA
--------------------------------

議論の前提は論理関係が成立するか否かです。論理学の学習ををおすすめします。

160 ■無題

『俺はお前が嫌いだ』と、公に言うのは憚られるが、どうしても相手を揶揄したい、という人が使うのが、「他の人もそう思ってる」「えらい人がそう言ってる」「これが世の中の常識」みたいな“多数派を装う”手口。グローバリズムならこれに「欧米では○○」「これが世界の潮流だ」みたいなのが加わる。

要は典型的なポジショントークってことね。言い出しっぺはそれ(上で例示した「」内のこと)が事実であることを立証する責任を負うんだけど、普通はそれが出来なくて逃亡しちゃうんだよね。今回の人たちがそうでないことに期待したいが、はてさて。

つか、なんでみんな必死になって身内をフォローしにくるわけ?最新からふたつも前の記事のコメ欄に?「先入観なくスレ読んでる人」はこんなところ来ませんからw

私の言説なんて所詮一般には到底受け入れられない珍説なんでしょ?放っときゃ誰にも相手されずに消えるだけなのに慌てて人格攻撃始めたりする意味が分からんのだが。

161 ■無題

>議論とは論破することに非ず。

そうですね。
一方的に「浅い」とか言い逃げするのもまた議論に非ず。

さぁ、議論のネタは上にたくさん転がってますんで、どれからでもご自由にどうぞ?

まぁ、「議論しない」のもまた、あなたの自由ですけど、どうされますか?

162 ■悪人正機 様

フォローありがとうございます。
悪人正機 様も関わらないほうが良いです。

べてらんずさんは、空き地さんを大変評価していますので、
フォローしたのでしょう。

>別に反論を強要してるわけでもないのに「大 人の配慮が出来ない」とは、これいかに?

返答するかしないかは相手方の自由でしょ? 忙しいなら返答しなきゃいいだけなのにね。 「忙しい中、相手してあげてるんだから手加減して差し上げなさい」ということですか? むしろあちらさんに失礼なんじゃないの?

こういうことを平気で言う、自己満足でコメントする方です。
自分宛にコメントされ、
返答しないことに対して、まともな人間なら気にします。だから、キチンとsecretary-of-japan さんは断りを入れた、大人の対応に対して、反論を強要しているわけでない、なんて酷いコメントをする方です。配慮も何もないでしょう。

関わらないほうが良いです。


べてらんずさんは、いつものアメーバ規約の台詞ですから、気になりません。

ただし、工作員なんて軽々しくきいてくるのは流石に、(多分反日の意味で工作員ときいてるんですよね)
べてらんずさんの言葉で言い返しましょうか。
酷い、酷すぎです。

工作員か?と聞かれ、否定しないと、工作員認定されかねませんので、ハッキリ言います。

違います。

酷いですのでやめて下さい。

163 ■無題

>自分宛にコメントされ、返答しないことに対して、まともな人間なら気にします

とりあえず私が「返答を強要してはいない」という点は認めてくれたみたいね。

要は最近話題になってたLINEの既読スルーみたいな話?んで、「返答しなきゃ悪い気がする」という思いを“させた方”が悪いってか?遠回しに「お前はココでコメントするな」ってことね、了解。まぁコメントはやめねぇけどw

ちなみに、今私は「柴犬さんにコメント返さなきゃ」と思ってこのコメント書いてるんだけど、こんな思いをさせた柴犬さんが悪いってことでいいんだよね?どうしてくれるんですか?柴犬さんはなんて配慮のない人なんだろう・・・。

ついでだけど、「もう議論しません」って宣言して出戻ってくることに何か問題はないわけ?自分でした断りを自分で破った人の信用が下がるのは当然でしょ?だから私は「そういうことはしないほうがいいですよ」と忠告してあげたんだけど。

「関わるな」と忠告しに出しゃばってきた人がしつこくその対象に絡むのも前言を破ってる気がしますが、その辺はいいんですかねぇ。

164 ■無題

162 柴犬(有権者歴20年) さん
アメーバの規約を気にしないのですか?それは大問題ですよ。ちゃんとコメント前に同意を求められているのに…

工作員などで強要されてないなら、自己の満足が目的の一つにあるはずですよ。

当然の疑問について酷いというなら、誤解するような表現を先ずは訂正し、空き地さんへの最低というコメントを撤回すべきでしょうね。

165 ■無題

大体、「返事しなきゃ悪い」なんて強迫観念に縛られことを「まとも」と称する方がどうかしてる。

返事をする必要性は、相手との人間関係、やりとりの内容、返答の緊急性、その他諸々を考慮してその時々で考えればいいことであって、それらを考慮する能力に欠ける者がそういう強迫観念に縛られるわけ(だからこそLINE問題など、子供の間にそういうトラブルが発生しやすい)。

それを「返答の強要だ!配慮が足りない!」なんて責任転嫁も甚だしい。

そもそも、勝手に他者の気持ちを汲んだフリして利用するような行為こそ配慮に欠けている。柴犬さんはちゃんと先方に「気持ちの確認」はされましたか?

本人はそっとしておいてほしいのに、周囲が勝手に被害だなんだと騒いで社会問題にする構図と非常によく似ている。

166 ■>※162 柴犬(有権者歴20年)様

放置して反応を楽しみましょう。
経典に何か追記されるかもしれません。

167 ■>※157 くらえもん様

>http://d.hatena.ne.jp/shavetail1/20130721
上記リンクのブログでは1996年以降のデータのみで再計算されていますが、マネーストック増加率と2年後のインフレ率には相関がありませんでした。

御紹介頂いたブログ、非常に良心的な分析をしてますね。データの出典も記載されていますし。

(引用始)
・デフレ期に絞ったデータからは、CPIと2年前のマネーストック(MS)の間には全く何の相関も認められませんでした。
・現在のアベノミクスはあまりにマネタリーベース供給策に偏り、第二の矢、財政政策は著しく消極的です。  
(引用終)

要するに、高橋氏のデータ扱い方が少々乱暴であったわけです。デフレ期のデータを除外すれば相関係数は上がるので、インフレ期では金融政策が有効であるということですね。

何だか当たり前の結論ですね…。

168 ■無題

反応を見られているのはお互い様だということに気がつかないらしい・・・。

さぁ、あなたは何を観察されているか、ちゃんと把握できているのかな?

169 ■べてらんずさん

私が気にならないのは、アメーバ規約自体ではなく、
べてらんずさんが、よく様々なコメンターに対して「アメーバ規約違反」と何故かブログ主のように発言しますが、

ブログ主様は、前後の文脈を理解され、一般的に正しく判断していると思っているからです。
今回のポイントは、空き地さんと、
secretary-of-japan さんのやりとりで、私は誠意がないと感じたことですね。



工作員では?と質問形式にしてコメントしているところが、べてらんずさんらしいです。


と、いうわけで
悪人正機 さん、フォローありがとうございます。
悪人正機 さんは毎回深い知識でコメントされて、本当に素晴らしいと思っております。
だからフォローされて光栄です。この場を借りて感謝致します。
様子見、了解です。

170 ■※148 空き地 さん

>ちなみに「浮いたお金が全部消費に回る」の根拠は平均消費性向の推移です。


所得階級別にAPC(平均消費性向)の推移を分析すると、以下のような結論になるようです。これを逆転させて読むと、生活関連の物やサービスの価格の下落は、特に収入の低い層でのAPCの下落幅を大きくさせる、となります。

この逆説が成立しなくとも、個別価格とAPCには因果関係がある、という補足資料にはなるとおもいます。

如何でしょうか?

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第19図 年間収入階級別でみた平均消費性向
http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/09-2/dl/03_0002.pdf

総務省統計局「全国消費実態調査」より、1999年と2004 年の年間収入階級別の平均消費性向
を比較してみると、平均消費性向は、それぞれの階級において上昇している。

ただし、その上昇幅をみると、収入の低い第Ⅰ階級において特に大きなものとなっている(第19 図)

このように、収入の低い層での平均消費性向の上昇幅が大きいことは、生活関連の物やサービスの価格の上昇の影響が収入の低い層において特に大きかったことを示すものと考えられる。
( P.16 )
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