一難去ってまた一難！？　国内男子ツアー「ダンロップフェニックス」（２１日～、宮崎・フェニックスＣＣ＝パー７１）を前に松山英樹（２１＝東北福祉大４年）がまたも体調不良に苦しんでいる。

　マレーシア開催の米ツアー「ＣＩＭＢクラシック」（１０月）から続いていた背筋痛については「もう痛みはない」ときっぱり。松山に近い関係者も「先週も宿舎で（筋力）トレーニングをしていた」と明かすなど、快方に向かっている。

　ところが…今度は右アゴが腫れ上がった。前日に病院で診察を受けたが「原因は分からないと言ってました」（松山）。医師からは塗り薬などを処方されたという。

　松山は９月に行われた「ファイテン」との契約会見でも同じような姿だった。健康・スポーツ用品メーカーとの契約発表に体調不良で現れるという間の悪さだったが、その後はさらにご難続き。１０月には米ツアー「シュライナーズホスピタル・オープン」では腹痛などに苦しみ、初日のスタート前に棄権。今月初めには「ＨＳＢＣ選手権」を背筋痛で棄権した。

「首の付け根から腫れているのでスイングしづらいが、そこさえ引けば、ちゃんとプレーできると思う」と話したが、そのメドは立っていないのが現状。体調管理はもちろんだが、そろそろ、おはらいでも受けた方がいいかもしれない…。