中日・谷繁元信捕手兼任監督(42)が20日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、選手として今季年俸1億9000万円から約30%ダウンの1億3000万円でサインした。監督としては年俸1億円(金額はいずれも推定)の4年契約を結び「すごく長い契約をいただいたので、しっかりやらないといけないと強く思った。強くて勝つチームをつくっていきたい」と決意を新たにした。
そんな谷繁監督同様に気合を入れ直した選手がいる。ロッテを戦力外となり、テスト生として秋季キャンプに参加し、この日、見事合格となった工藤隆人外野手(32)で「一度は死んだ身なので失うものは何もない。中日の一員として、どんな役割でも優勝に貢献できるように頑張りたい」ときっぱりだ。
落合GMがトライアウトで見初めた男だが、チーム内ではこの獲得について“オレ流ゲン担ぎ説”がささやかれている。工藤は2004年のドラフト9巡目で日本ハムに入団し、その後、巨人、ロッテに在籍して通算成績は347試合で打率2割5分1厘、本塁打なし、37打点、22盗塁。目立った成績は残していないが、日本ハム時代の06年、巨人時代の09年にいずれも日本一となり、ほぼ二軍暮らしだったロッテ時代の12年もファームで日本一。この“実績”も買われたというのだ。
「落合GMは勝つためにはゲン担ぎだろうが、どんなことでもする人。工藤の“日本一請負人”としての強運ぶりには絶対注目しているはず」とチーム関係者。別の関係者も「落合GMは監督時代に横浜高で松坂の女房役で日本一、亜大でも日本一になった小山良男(現中日ブルペン捕手)を(04年ドラフト8巡目で)獲得して、ウチは07年に日本一になった。今回の工藤も“持ってる男”として思っているのだろう」と…。
工藤は「自分では“持ってる男”とは思ってないけど、そう(中日でも日本一に)なれるように自分でも期待はしてます」と照れ笑い。谷繁監督を胴上げできるか。チーム関係者らはその“神通力”にも注目している。(金額は推定)
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