【ＢＯＸ】井岡「バシッと」４戦連続ＫＯ宣言！

　◆プロボクシング　▽ＷＢＡ世界ライトフライ級タイトルマッチ　王者・井岡一翔―同級４位・フェリックス・アルバラード（１２月３１日、大阪・ボディメーカーコロシアム）　プロボクシング井岡ジムは２０日、ＷＢＡ世界ライトフライ級王者・井岡一翔が大みそかに３度目の防衛戦を行うと大阪市内で発表した。一翔は対戦する同級４位のアルバラードを、今後の対決が不可避の同級スーパー王者、ローマン・ゴンサレス（２６）＝ニカラグア、帝拳＝との“前哨戦”に設定。強打のファイターをほんろうすると誓った。

　アルバラードはゴンサレスと何度もスパーリングで手合わせしている盟友。右の強打者で全勝、ＫＯ率８０％強と共通点は多い。一翔は「バシッと倒したい」と前置きしながら、「当然ながら僕もかなり（ゴンサレスを）意識している、というより近い将来必ずやる」と断言。「打って打たさないボクシングでＫＯにつなげたい」と４戦連続ＫＯを誓った。

　父の一法会長（４６）はマッチメークについて、「安全パイが良かった」と苦笑いも、上位ランカーとの対戦を希望した長男の“わがまま”に折れた格好。「大みそかは格闘技。僕らも（Ｋ―１などを）見て育った。これで３年連続なので、今後は“大みそかは井岡一翔の試合”というのを定番にしたい」と一翔。難敵に土をつけてビッグマッチに備える。