電気を止められ「あだ討ち」…東電社員を脅す

　警視庁三鷹署は２０日までに、威力業務妨害と強要の疑いで東京都小金井市の右翼団体構成員の自営業海老名和彦容疑者（４９）を逮捕した。

　逮捕容疑は３月と１０月、東京電力から電気料金支払いの督促を受け、電信柱の電力供給機器に鎖や日章旗を巻き付けて業務を妨害。電気が止められると「いきなり止めるんじゃねえよ。日本にはあだ討ちってのがあるんだよ」などと東電社員を脅し、料金支払いを延期させた疑い。三鷹署によると「業務の邪魔をするためではなかった」などと容疑の一部を否認している。