「黒子のバスケ」脅迫事件　防犯カメラに不審な男

　人気漫画「黒子のバスケ」の関連商品の菓子を扱う大手コンビニチェーンなどに脅迫文が送られた事件で、毒物入りの商品が見つかったとみられるコンビニ店の防犯カメラに、マスクをした不審な男の姿が写っていたことが２１日、分かった。警視庁は事件との関連を捜査している。

　警視庁によると、コンビニは千葉県浦安市の店舗。コンビニチェーンなどに１０月、漫画の関連商品に毒を入れるなどと記した文書が届いたのを受け、同店で回収したとみられる菓子から微量のニコチンが検出された。その後の調べで、防犯カメラにマスクをした男が写っていた。

　昨年１０月、上智大で硫化水素の入った容器が見つかった際も防犯カメラにマスクをした男が写っており、警視庁は同一人物の可能性があるとみて調べている。