iPhoneフル活用(外出先でWOL、自宅PCを起動してリモート操作まで)
毎日自宅PCで作業をしている
複数のウインドウを開いてチョコチョコと設定して実行するだけの事だが PCをタイマー起動して、スタートアップから実行できるほど単純な作業でもない どのみち起動後はパスワードの入力待ちになるから自動処理は出来ないか・・・ ネットカフェで数時間も処理が終わるのを、じっと待つのもいただけない
やっぱり自宅PCを操ってスマートに処理させるのがベスト! だから、何泊も旅行に出かける時は、これまでの作業が中断してしまうので悩みの種だった
ところが、旅行先からでも『iPhone』を使って、自宅PCを遠隔操作出来るアプリを発見!
【LogMeIn】freeだ 無料で使える
画面が小さくて操作は大変だが、やりたい事は可能になった
人は贅沢な生き物だ、1つの願いが叶うと、もっと上の願いを叶えたくなる
ひとつ気になる問題が発生した 外出中にPCを起動していないと操作できないという事
つまり、1週間出かけるなら1週間PCの電源を入れておかないといけない しかもスリープに入ったら操作不能になるので省電設定は不可で電気を垂れ流す事になる なんだか電気代がもったいない気がする
電気代なんて僅かだと思うけど、本当に無駄な事はしたくない 使う時だけPCの電源を入れることは出来ないのか? タイマー起動なら決めた時間に操作は可能になるけど それだと、使いたい時に使えないからスマートじゃないし、なんだか急かされる感じが嫌だ もっと余裕をもって生活したい 色々検索してみるとWOL(Wake On Lan)機能でPC電源をonにできるようだ そんなiPhoneアプリは 【RemoteBoot】こちらも無料で嬉しいかぎり
これで何時、何処からでも自宅PCをリモート操作出来る
自宅に居る必要がなくなった 好きな時に好きな場所へ出かけられる! 少々てこずったので「WOL設定覚書」
「iPhone」で「自宅PC」の「電源ON」から「リモート操作」まで
自宅環境
ルーター ┳ハブ ┳自作PC1(メイン)
(192.168.0.1) ┣FON ┣自作PC2(サブ) ┣ ┣自作PC3(リモート用) (192.168.0.30) ┗ ┗自作PC4(テスト用) NOTE-PC(無線/有線)
WiFi使用時の同じLan内はとくに問題無くiPhoneから電源をONにできた 手間だったのがLan外(出先)からのPC起動
WANからうけたWOLパケットをルーターからリモート用のPCへ転送させるために まず任意のポート番号(50000)を決めて、リモートPCを固定IP(192.168.0.30)に設定 それからルーターの仮想サーバーの設定でポート【50000〜50000】をIP【192.168.0.30】へ転送させる
(ルーターによって項目が違うと思う)
この時に自宅のルーターは、どこか設定を変更する度にグローバルアドレスが変化する落とし穴があった。
設定を変えなければグローバルIPは変化しないので、今は大丈夫だが、何かの拍子で自宅IPが変化した時に 接続出来なくなるのでダイナミックDNSの設定も後ほど追加しておくと安心
iPhone側 【RemoteBoot】設定
Name:PCを区別する名前
MacAddress:リモート起動させるPCの「ipconfig /all」で表示される物理アドレス
(アクセサリのコマンドプロンプトで実行)
その他は標準のままでLan内の時は起動できる。
外出時のLan外の時は
Broadcast:オフ
IP Address:自宅ルーターのグローバルIP
Target Port:上で決めた任意のポートでルータの仮想サーバー設定で決めたポート番号
リモート用PCの設定
ローカルIPを固定する
デバイスマネージャーのネットワークアダプターのプロパティで詳細設定タブの
ウェークアップ機能をマジックパケットにする
電源の管理タブも設定する。
PCのLANボードはPC電源がオフでも待機電源が通っていて「magic packet」対応していること
ASUSマザーのBIOS設定も電源管理のPOWERタブで Resume On PCIE Devices [Enabled]
でWOLの電源操作が可能になった 電源オフでもスリープ中でもPC起動できる、すばらしい!
こんなところだろうか とにかくiPhoneで生活スタイルが変わって、PCを使う時間がかなり減っている |
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2012/3/9(金) 午後 0:50
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