ライフ長崎平和祈念館100万人を突破 開館10周年2013.11.21 07:49

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長崎平和祈念館100万人を突破 開館10周年

2013.11.21 07:49
国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館の100万人目の来館者となり、花束を受け取る小林亮大さん(左から2人目)と家族=20日午後、長崎市

国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館の100万人目の来館者となり、花束を受け取る小林亮大さん(左から2人目)と家族=20日午後、長崎市

 今年で開館10周年を迎えた長崎市の国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館は20日、来館者が100万人を突破したと発表した。追悼施設があるほか、体験手記も展示されており、1日平均で約250人の修学旅行生らが訪れている。

 記念式典では、被爆者で祈念館運営企画検討委員会の船山忠弘座長(75)が「被爆体験を将来に伝えることが使命。集めた資料を活用することが大切だ」とあいさつした。

 100万人目となった東京都の会社員小林亮大さん(33)は妻と4歳の長男と来館。「子供はまだ分からないと思うが、大きくなったらまた連れてきたい」と話し、記念品を受け取っていた。

 祈念館は、展示物を通じて被爆の実情を伝える長崎原爆資料館とは別に、原爆死没者の追悼のために2003年に開館。死没者名簿も納められている。入場者は例年8万~9万人だが、10周年となりPRに力を入れたことから、本年度は10万人を超える見通しだ。

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