機動戦闘車300両配備 政府、防衛大綱で調整

2013年11月21日 12時40分 (2013年11月21日 12時55分 更新)

 防衛省が公開した機動戦闘車の試作車=10月、相模原市

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 政府は、新たな防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」に、大砲を備えて高速走行できる「機動戦闘車」300両の配備を明記する方向で調整に入った。防衛省と自衛隊が開発中の車両で、戦車と比べて軽量なため空輸できることから沖縄県・尖閣諸島を含む南西諸島地域の防衛強化を図る。政府関係者が21日、明らかにした。

 機動戦闘車は10月に報道公開された。実用試験をした後、2016年度から陸上自衛隊に導入する計画だ。外観は戦車や装甲車に似ているが、車輪は一般車両と同様にタイヤを装着し、最高時速100キロで走行できる。

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