4月に芸能界を引退し、政治家への転身を宣言していた元タレント、嶋大輔さん(49)が以前の所属事務所から借りた約2000万円をめぐる貸金請求訴訟の判決が20日、東京地裁で言い渡され、嶋さん側に1990万1000円の支払いを命じた。
起訴状によると、所属事務所は3月、嶋さんの求めに応じ、7月の参院選の出馬資金として約2000万円を貸したが、嶋さんは自民党の公認を得られず不出馬。その後、事務所側による再三の請求にも関わらず、返金しなかったという。
この日、嶋さんは法廷に姿を見せなかった。
(紙面から)