森繁さんの“声”で開催　「生誕１００年をお祝いする会」

　故森繁久彌さん（２００９年、９６歳で死去）の「生誕１００年をお祝いする会」が２０日、東京・丸の内の東京会館で、親しかった俳優たちが発起人となって開かれた。

　会場には、森繁さんの笑顔の写真や花が飾られた舞台が設けられ、発起人代表の西郷輝彦（６６）は「今日はこの舞台で、一人でも多く、座長（森繁さん）への思いを伝えてください」とあいさつし、司葉子（７９）は「天から森繁さんの『おいしいもの食べる会しようよ』という声が聞こえた」と語った。テレビ草創期を共にした黒柳徹子（８０）は乾杯の発声を行い、加藤登紀子（６９）は森繁さん作詞作曲の「知床旅情」を歌った。

　司会は関口宏と中村メイコ。他にも樹木希林、中村玉緒、大村崑、北大路欣也、里見浩太朗らが発起人に名を連ね、思い出を語り合っていた。