松本明子　デビュー３０周年　定期預金崩しアルバム制作

　タレントの松本明子（４７）が２０日、東京・池袋のサンシャインシティ噴水広場で、デビュー３０周年を記念してこの日に発売した自身初のアルバム「くとうてん」のリリース記念イベントを開いた。

　１９８２年に日本テレビ系「スター誕生！」からアイドル歌手としてデビューしたが結果が出ず、歌の世界から遠ざかっていた。しかし、デビュー３０周年の今年、デビュー曲「♂×♀＝Ｋｉｓｓ」（オス・メス・キッス）を作曲した後藤次利さんと偶然、３０年ぶりに再会し、歌への気持ちが再燃。同氏にプロデュースを依頼した。

　定期預金を切り崩し、エイベックスの自主制作レーベルからついに念願のアルバムを発売。この日は収録曲の中から自身が作詞した「くとうてん」を、後藤さんのギター演奏をバックに初披露した。松本は「３０年前もデビューイベントをここでやりました。当時のファンにも来ていただけて涙が出そうでした」と感無量の様子。「コンサートをまだやったことがないのでぜひやりたい」と話した。