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2011.02.10
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Wake on Lanを試してみた

(2)
カテゴリ:Galaxy Tab
Android端末からもPCをWake on Lanできるアプリが色々出ていますね。
ケース選びの方は、未だ迷って決まらないので、気分転換もかねて

Wol Wake on Lan Wan

と言うアプリをインストールして、私の環境でも動くか実験しました。

まずPCの環境(必要部分のみ)は

OS Windows7 Pro
M/B GIGABYTE GA-EP45-UD3P Rev.1.0
NIC EXPI9301CT
MODEM NV3
無線 WHR-AMG54(ブリッジ設定)Wi-Fi環境を利用可能

続いて、各機器の設定

M/Bの設定はWake on Lan関係は初期値のまま。
NIC EXPI9301CT の方はデバイスマネージャーから、同デバイスのプロパティを開いて、
詳細設定タブのと電源管理タブを確認
します。
たぶん、初期値でOKですが念のため電源タブの方で、全てのチェックボックスにチェックが
入っている
ことと、詳細設定タブの方で、Wake on Magic Packetの設定が”ON”になって
いる事を確認します。

wol2

wol1

PCのIPアドレスを固定します。
まずは、現在のPCのIPアドレスなどを確認するためにコマンドプロンプト(DOS窓)を
起動します。

起動したところで

ipconfig /all(エンター)

とすると、幾つかの情報が表示されると思います。
この中から必要な情報をメモしておきます。

Physival Address:NICのMACアドレスになります。
         ”00-00-00-00-00-00”の様な12桁表示です。

IP Address:PCに現在割り振られているIPアドレスです。
”192.168.1.5”の様な表示です。

Subnet Mask:ネットワークを識別するためのネットワークアドレスに使用する
      かを定義している部分です。
      ”255.255.255.0”の様な表示です。

Default Gateway:外部ネットワークへの出入り口となる機器のアドレス
      ”192.168.1.1”の様な表示です。

DNS Servers:DNSサーバーのアドレス。
      ブローバンドルーターのアドレスが表示されると思います。
      

なお、 ipconfig /all>ip.txt と打つと、ipconfig /allで表示された内容が、
Rootディレクトリの下にip.txtと言う名前のテキストファイルとして保存
され
ます。

必要な情報のメモが終わったところで、

コントロールパネル>ネットワークの状態とタスクの表示>アダプター設定の変更
とクリックしていきます。
”有効”になっている接続のプロパティを開き、

インターネットプロトコル(TCP/IP)

を選択し、プロパティをクリックします。
開いた画面で

”次のアドレスを使う”を選択
”IP アドレス”にipconfig /allで調べたIP Addressを入力
”サブネットマスク”にipconfig /allで調べたSubnet Maskを入力
”デフォルトゲートウェイ”にipconfig /allで調べたDefault Gatewayを入力
”優先DNSサーバー”にipconfig /allで調べたDNS Serversを入力


wol0

以上が完了したら、OKを押して閉じます。

続いてNV3の設定をします。

ブラウザを開いて、アドレスに”192.168.1.1"と入力してエンターを押します。
すると、ユーザー名とパスワードを求めるダイアログが開くので、それぞれ
ユーザー名には”user”、パスワード欄には”あなたが設定したパスワード”
入力します。

すると、各種設定画面が表示されますので

左側の”詳細設定”から”静的IPマスカレード”を選択します。
すると右側の下の方にに”NATエントリ編集”が表示されますので、必要な情報を
入力していきます。

Wol Wake on Lan Wanでは、UDPの9番ポートを利用しますので、

”変換対象プロトコル”を”UDP”に
”変換対象ポート”を”9”に
”宛先アドレス”をpconfig /allで調べた”IP Address”に


最後に編集ボタンを押します。
すると左側の”登録”ボタンが点滅すると思いますが、一時無視します。
ブラウザを更新すると”NATエントリ”に先ほど編集した内容が入っていると思いま
す(入っていないときは、ブラウザを一度閉じて、再度設定画面に入って下さい)。

NATエントリに表示されている場合は、横のチェックボックスにチェックを入れます。
ここで、”登録”ボタンを押します。
NV3が再起動しますので、ブラウザを閉じて30~60秒程待ちます。

ここまでで、PC周りの設定は終了です。

最後にWol Wake on Lan Wanの設定です。
こちらはあまり難しくないのですが、念のため。

Wol Wake on Lan Wanアプリを立ち上げます。
Add Newをタップします。
開いた画面で、上から2番目以降をipconfig /allで調べたPhysival Address、IP Address
の順に入力します。
Portは初期値のままとして、Send as Broadcastはチェックします。
Subnetはipconfig /allで調べたSubnet Maskを入力し、Send Multipleをチェックし、
SAVEをタップします。


なお、一番上の名称は自由に設定してかまいません。
以上で終了です。

ただ、私の環境では外部ネットからWake UpさせるにはSend as Broadcastのチャック
を外す、同一ネット上からの時はチェックを入れるとしないと起動しませんでした


全ての設定が完了したはずですので、まずは、同一ネットワークから試してみましょう。
Wi-Fi環境での動作確認になります。

徐に、PCをスタンバイ状態にします。
(シャットダウン状態からもWake Upできますが、動作確認だけならスタンバイの方が楽)
Galaxy tabのWol Wake on Lan Wanを起動します。
先ほどSaveした名称が表示されているはずですので、タップします。
Magic Packetが送信成功すると、PCがスタンバイから復帰すると思います。

復帰しない場合は、設定のどこかが違っている可能性があります。
再度確認してみましょう。
なお、ネット情報によると環境によっては、Androidアプリを変更すると成功することも
あるらしいです

私の環境では、WOLショートカットでは、スタンバイから復帰できませんでした。

上手いことスタンバイから復帰できたら、次はシャットダウン状態からの復帰テストです。
やり方は一緒ですから、省きます。

次に、外部ネットワークからのWake Up確認です。

まずは、PCのグローバルIPを確認します。

グローバルIPはここにアクセスすればすぐ分かります。

確認、メモを完了しましたら、PCをスタンバイ状態にして、Galaxy tabのWi-FiをOFF、
3GをON
にします。
Wol Wake on Lan Wanを起動して、Saveした名称を長押しして設定画面を開きます。
IP or Domeainの欄をグローバルIPに変更します。
Send as Broadcastにチェックが入っている場合は、チェックを外します。
Saveは押さずに、Send Packet(s)を押します。

Magic Packetが送信成功すると、PCがスタンバイから復帰すると思います。
復帰しない場合は、グローバルIPの入力間違いがないか、変更されていないか確認して
ください。

以上で、私は内部・外部ネットワークからのWake On Lanに成功しました。

ただし、外部ネットからのWake Upが可能なのは一時的なものです。
固定IPを持っていないので、データの送受信がなくなってしばらくたつと、グローバルIPは
プロバイダに返却され、再接続した時には違うグローバルIPが振られてしまうからです。

これを解決するには、3つほど解決方法が考えられます。

1.固定IPを獲得する

2.DDNSサービスを登録し、PCを絶えず電源ONの状態でグローバルIPを周期的にDDNS
サービスに通知するソフトを導入しておく

3.DDNS対応のブロードバンドルーターを購入し設定しておく


まぁ、1が一番簡単かつ一番安定していることは間違いないのですが、当然利用料が
発生します。(利用料は年額で15,000円程度~かなぁ)
あとは、固定にしてしまうことで、セキュリティーリスクも高まりますし・・・個人
利用では、ちょっと微妙です。

2は・・・根本的な問題として、この状態ならWake On Lanを使う必要がないですよね。
だって、PCは常時起動状態なんですから。

3は、ブロードバンドルーターによって、利用できるDDNSサービスが限定されてしまい
ますが、コストパフォーマンスは最も優れています。

と言うことで、実用的なのは”3”かなぁと思います。
ピンキリではありますが、DDNS対応のルーターは3000円位からありますからね。





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Last updated  2012.03.28 06:03:34
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■コメント


LAN内や外出先より成功したものの   nekomata さん
設定と操作で夜中になってしまいました・・・
すみませんが androidアプリ、ここでいうアプリを
LAN環境にてPCスリープより起動成功しました。
外出時(3G)では ここにも記載のグローバルを調べて、
それを入力、Send Packetでテストしたら、これも成功していますが、
ここでグローバルIPは時間がたてば役に立たない?との感じですが、1の固定がこの3G環境外出時にもっとも有効なんですね?
2や3も当方使わないので、
外出先より自宅のグローバルIPなんて当然調べるなんて出来ませんものね?

やっぱり事実、1階の部屋でくつろいでいる時に2回のPCにアクセスする家庭内LAN時にアクセスするだけにとどめておくのが
やはりベターですね?
(2012.03.27 02:48:06)

自己解決しました。   nekomata さん
無料のDDNSサービスを調べて登録後、
Diceを用いて自動化など・・・

(2012.03.28 06:03:34)

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