清水アキラ“卒婚”を生告白「夫婦仲が良くないのなら…」

清水アキラ Photo By スポニチ

　お笑いタレントの清水アキラ（５９）が２１日、フジテレビ系情報番組「ノンストップ！」（月〜金曜前９・５０）に出演し、１９日のイベントで自らが発した“卒婚”が離婚騒ぎになっていることについて「ただ結婚生活の卒業です」と説明するとともに「まさかこんなオオゴトなことになるとは…」と困惑していることを明かした。

　現在、長野県山ノ内町に移住し、東京と長野を行き来しながら仕事をしている清水は「好きな魚釣りや家を直したりしているだけ。決して単身赴任などというものではない」と悠々自適な生活を楽しんでいる現況を話した。それに対して、３４年間連れ添った妻のめぐみさん（５７）は「私は（長野での生活は）ダメだな」と東京住まいを選択したと続けた。これが離婚か？別居か？と騒がれていることに「そもそも夫婦仲が良くないのなら私は長野にはいかないです」と離婚危機について完全否定した。

　３人の息子たちも「（両親には）関心がないし、もっていない」とこの選択に理解を示しているという。

　「私は仕事をするだけに生まれてきたわけではないし、妻も食事を作るだけじゃないんです」と人生６０年を前に「やりたいことをやりたいだけだ」とその真意を告白。これはサラリーマンが退職後に田舎暮らしを始めることで残りの人生を謳歌するのと、変わりはなく、１９日のイベントでもモノまね番組からの引退も表明した清水の「芸能人には定年がないので、６０歳を目前に一区切りつけようと思った」という発言と重なる。

　清水は長野県出身。足利工業大学時代にＴＢＳテレビで生放送されていた公開情報バラエティ番組「ぎんざＮＯＷ！」の素人コメディアン道場に出演、同番組でチャンピオンに輝いた６人で構成した「ザ・ハンダース」のメンバーとしてデビューした。解散後はモノマネ芸人として名を馳せた。