性病は抗生物質で治せる?
2013年11月21日 08時00分
【イケメンドクター・吉田眞の医学情報のウソ!ホント?】
性病、つまり“性行為で感染する病気”といえば「淋病」と「梅毒」が有名です。この2つの病気の原因となる淋菌とスピロヘータは、いずれも細菌類のため、抗生物質がよく効きます。一般に抗生物質とは「カビ=真菌」から抽出された成分をもとにした薬剤を指していて、細菌の繁殖を抑える力を持っています。つまり細菌の“天敵”であるカビの抽出物を使うことで、細菌感染が治療されるわけです。
しかし、性病はこの2種類だけでなく「クラミジア」や「トリコモナス」という原虫類の感染もあります。原虫は細菌と似ているものの、体の構造が違うので、通常の抗生物質は効きません。また肝炎ウイルスやHIVなどのウイルス性の感染症にも、カビ由来の抗生物質は無効で、それぞれ、異なる薬剤を使用して治療します。
ちなみに女性に起きる「カンジダ膣炎」は、常在菌が繁殖したもの。カビ由来なので、抗生物質を使うと症状がさらに悪化します。
☆よしだ・しん=総合診療科医を経て、現在は精神科医。非常勤医師として、刑務所、少年院、ホームレス支援施設、高齢者の在宅診察などに従事し、精神医療のディープな部分につかる。2009年にはラジオパーソナリティーを務めた。
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