韓国訪問客 前年比でわずか0.1%増=1〜6月
【ソウル聯合ニュース】景気低迷や円安などで韓国を訪問する外国人の増加幅が大きく鈍化した。
韓国法務部が23日に公表した資料によると、上半期(1〜6月)に韓国を訪れた外国人(乗務員を除く)は464万人で、前年同期に比べ0.1%増にとどまった。
仁川国際空港から入国する中国人観光客=(聯合ニュース)
昨年上半期の入国者数が前年同期比28.2%増を記録したことと比べると、今年上半期の増加幅は微々たるものだ。
今年上半期は中国人入国者数が大幅に増えたが、円安などで日本人観光客が大幅に減った。
中国人入国者数は160万人で前年比38.7%増え、国・地域別で最も多い訪問客数を記録した。これに対し、これまで最多だった日本人は前年同期比26.8%減の131万人にとどまった。
米国人は同1.0%増の36万7000人、タイ人は0.5%増の27万2000人、香港人は10.5%増の18万人となった。
一方、6月現在、韓国に滞在する外国人は152万人余りで、前年同期比3.4%増となった。
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