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イオン全国の飲食店で虚偽表示
11月20日 16時37分

ホテルやデパートでメニューの虚偽表示が相次いで明らかになるなか、流通大手の「イオン」は、全国のショッピングセンターの89の飲食店で、メニューの表示と食材が異なる虚偽表示があったことを明らかにしました。

「イオン」の発表によりますと、全国で展開するショッピングセンターに入っている中国料理店や喫茶店など89の飲食店で、虚偽表示があったということです。
このうち、イオンの子会社が運営する高知県や三重県などのレストランでは、デザートの一部のメニューに「生クリーム」と表示していたのに、実際には「ホイップクリーム」を使っていました。
また、北海道江別市の和食店では「三陸産わかめ」と表示しながら、実際には中国産のわかめを使っていたほか、千葉県や奈良県などの中国料理の店では、「芝エビ」が「バナメイエビ」だったということです。
イオンは、飲食店側に適切にメニューを表示させる指導が十分でなかったため、今回の問題が起きたと説明しており、客から返金などを求められた場合はそれぞれの店に対応をまかせるとしています。
イオンは「お客様にご迷惑とご心配をおかけし、深くおわびします。今後はメニュー表示のチェック体制を強化するなど、再発防止に取り組みたい」と話しています。

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