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「履歴書」名のウイルスメールに注意を
11月21日 7時36分

「履歴書」名のウイルスメールに注意を
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「履歴書」というファイル名が付いた新しいタイプのコンピューターウイルスが国内の複数の企業などに送りつけられていることが分かり、情報セキュリティーの専門家は大学3年生の就職活動がまもなく解禁になる時期に当たることから、誤って開かないよう企業などに注意を呼びかけています。

新しいタイプのコンピューターウイルスはマイクロソフト社製の「ワード」の欠陥を悪用したもので、ワープロの文書のように見えますが、開くと感染し悪質な別のウイルスをインターネットから取り込んでしまいます。
独立行政法人の情報処理推進機構によりますと、このウイルスが付いた日本語の電子メールが国内の複数の企業などに送りつけられていることが分かりました。
ウイルスには「履歴書」というファイル名が付いていて、情報処理推進機構は大学3年生の就職活動がまもなく来月1日に解禁になる時期に当たることから、誤って開かないよう企業などに注意を呼びかけています。
悪用されている欠陥を修正するためマイクロソフトは緊急の対策ソフトを提供していますが、手作業でインストールする必要があります。
情報処理推進機構は「安全かどうか分からない電子メールが届いたら、送信した人に電話するなどして確認を徹底してほしい」と話しています。

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