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21 Nov 2013 00:34
(cache) 時事ドットコム:亀田興、思わぬ大苦戦=不可解な判定勝ち−WBAバンタム級
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亀田興、思わぬ大苦戦=不可解な判定勝ち−WBAバンタム級

 韓国・済州島のホテル内に特設された小さな会場。日本人初の3階級制覇を遂げ、8度目の防衛戦を迎えた亀田興が立つには寂しいリングだった。だが、敵地はやはり違う。試合を終えた王者は「原因は不明。何一つできなかった」。敗者のような顔をしていた。
 対戦した32歳の孫正五は軽い階級で試合を重ね、昨年12月を最後に実戦から遠ざかっていた。バンタム級の世界ランカーに名を連ねたのも唐突だった。だが、やってみなければ分からない。亀田興は重圧を受けて後退。ロングの右ストレートなどを浴び続け、10回には左フックにバランスを崩しダウンを喫した。
 2−1の判定結果がアナウンスされると、会場は不満の声が上がった後に静まり返った。不可解なことに、亀田興本人も知らなかった0.5点刻みの採点が採用されていた。WBAの立会人を務めたギル氏は「ルール会議で採点法は両陣営に伝えた。亀田が知らなかったことはない」と弁明したが、またボクシングという競技の公正性が疑われても仕方ない試合になってしまった。
 薄氷を踏む8度目の防衛。「今後は白紙。プロで10年やってきて、27歳になった。もう一度、見詰め直したい」と今後の展望は描けない。3兄弟が同時に世界王座に君臨する亀田ファミリーは、近くジムの場所を移して規模を大きくする。長兄は今後、一家の繁栄を支えていくことができるのか。(済州島時事)
孫正五(ソン・ジョンオ)(2013/11/20-00:23)


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