覚醒剤:「1、2回買った」 容疑の福岡県職員が供述
毎日新聞 2013年09月17日 13時48分(最終更新 09月17日 14時58分)
覚醒剤を使ったとして、福岡県国際交流局交流第2課職員、名鷺(なさぎ)恒介(38)と、友人の会社員、原田智彰(38)の両容疑者が逮捕された事件で、名鷺容疑者が「覚醒剤は原田容疑者から1、2回買った」と供述していることが県警博多署への取材で分かった。同署は、覚醒剤の入手ルートなどを調べる。
同署は17日、県庁6階にある交流第2課を家宅捜索した。午前10時ごろ、捜査員3人が県職員に先導されて部屋に入り、ドアを閉め切ったまま約30分間、名鷺容疑者の机やロッカーを捜索した。交流第2課は主に海外自治体との交流にあたる部署で、名鷺容疑者は欧州の観光協会などの関係者の受け入れ調整にあたっていた。
同署は17日、名鷺、原田両容疑者を覚せい剤取締法違反(使用)容疑で福岡地検に送検する。【尾垣和幸、川上珠実】