覚醒剤使用の県職員懲戒免職11月20日 18時58分
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福岡県は、覚醒剤を使用したなどとして逮捕・起訴された38歳の職員について、20日付けで懲戒免職にしました。
懲戒免職になったのは、福岡県国際交流局交流第二課の事務主査、名鷺恒介被告(38)です。
名鷺職員は9月、福岡市中央区の自宅で、同居していた知人の男とともに、覚醒剤を使用したなどとして逮捕・起訴されました。
県の調査に対し名鷺職員は「好奇心から手を出してしまった。5年ほど前から、インターネットの掲示板で知り合った売人を通じて覚醒剤を購入し、2、3年前からは週に1回程度、週末に自宅で使用していた」と話しているということです。
福岡県は「県民の信用を失墜させた」として、20日付けで懲戒免職としました。
福岡県によりますと今年度、懲戒処分となった職員はこれで7人で、昨年度の2人に比べて大幅に増えています。
こうした事態を受けて福岡県は▼薬物が与える影響について、麻薬取締官から話を聞く研修会を行うことや▼県庁内に部長級の会議を設け、有識者の助言を受けながら不祥事を未然に防ぐ策を検討するなど、不祥事の再発防止に取り組むとしています。