高校文化祭で販売の缶詰腐敗11月20日 20時46分
石巻市の水産高校の実習の授業で作られ文化祭で販売されたサバの缶詰の一部が腐っていたことがわかり、県が回収を呼びかけています。
中身の腐ったサバの缶詰を販売していたのは、石巻市にある宮城県水産高校です。
県によりますと、缶詰は、ことし7月、秋田県の男鹿海洋高校で行った生徒の実習で作られたサバの缶詰で、今月16日に開かれた水産高校の文化祭で409缶が販売されましたが、そのうち1つを購入したこの高校の教員が中身が腐っていることに気づいたということです。
その後、売れ残った41缶を開けて調べたところ、9缶が腐っていたことがわかり、県が回収を呼びかけることになりました。
県では、学校側に聞き取り調査を行っていますが、今回の件について「今後、原因を究明して再発防止に努めていきたい。缶詰を購入した方はたとえ中身が腐っていなくても回収に協力してほしい」としています。
回収は宮城県水産高校が行い、販売価格の200円を払い戻すことにしています。
連絡先は0225-24-0404です。