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広域防災拠点 報告書まとまる
11月20日 12時46分

広域防災拠点 報告書まとまる
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宮城県が仙台市の宮城野原公園などに整備を計画している広域防災拠点について検討する会議が開かれ、東日本大震災のような広域災害の時にも自衛隊や消防などの活動拠点や支援物資の受け入れ場所としての役割を果たす必要があるなどとする報告書をまとめました。県庁で開かれた検討会議には、県と防災の専門家、消防や自衛隊の担当者などが出席し、最終回の20日、広域防災拠点に必要な役割を盛り込んだ報告書をまとめました。
それによりますと、豪雨災害といった局地的な災害の支援にとどまらず東日本大震災のような広域災害の時にも、自衛隊や消防などの活動拠点や支援物資の受け入れ場所としての役割を果たし、市町村の防災活動を支援するとしています。
その上で、消防や医療チームなど6000人と車両1000台が一時集結する場所や、2100人の活動拠点となるテントや駐車場を含むベースキャンプ、それに、大型機が離発着できるヘリポートや駐機場などの機能が必要だとしています。
また、平常時には公園として県民の憩いの場とするほか、東日本大震災の教訓を伝える防災教育の場にもするとしています。
宮城県では、この報告書をもとに県民や市町村などの意見を聞きながら年度内に県としての基本構想をまとめることにしています。