彼らは、マザー・テレサに関する文献資料、約300件を調査し、「マザー・テレサが世界中に開設した517もの『死を待つ人々の家』ホスピスは、衛生状態が悪く、医薬品も慢性的に足りず、満足な治療が施せなかったと報告されている。しかし、彼女の修道会『神の愛の宣教者会』は何百万ドルもの多額の寄付金を受けており、金銭的に困っているわけではなかった」という事実を突き止めたと発表。そして、「マザー・テレサは、患者の痛みを和らげることはせず、痛みに耐えることを賛美して癒やすという、怪しげなことをしていた。多くの病人が、彼女の元を訪れれば、医師が治療をしてくれると思っていたにもかかわらず、彼女は、イエス・キリストの受難のように、痛みに耐えることは尊いことだと繰り返し言うだけだった」「人気が低迷しつつあったバチカンは、劣悪な環境で痛みに苦しむ人たちに『あなたは素晴らしい人間なのよ』と優しく接している、マザー・テレサのことをまさに“生きる聖女”だと大げさに宣伝することで、カトリックのイメージアップを図ろうとした」と指摘した。
また、「バチカンは異例の早さで彼女を福者だと宣言したが、“痛みに耐えろ”という、怪しげな看護方法、問題点の多い政治家とのコネ(ハイチやアルバニアの独裁者を支持し多額の寄付金を得たという説がある)、多額の寄付金の管理に関する疑問点、そして、中絶、避妊、離婚に関して過度に批判していた点などは、一切、問題としなかった」とも綴っており、事実を知れば知るほど、マザー・テレサの神話はでたらめだということが明確になるとしている。
さらに、マザー・テレサの名が一気に世界に広まったのは、英BBCのマルコム・マガリッジ氏の力が大きいとも指摘。中絶反対派でカトリック右派のマザー・テレサに共鳴したマルコムは、1968年にロンドンで彼女と面会しており、翌年、そのミッションをたたえる映画を製作。「初めて写真に撮られた奇跡」として、コダック社もマザー・テレサを宣伝に使い、彼女の顔は世界中に知れ渡った。
奇跡といえば、バチカンは、「マザー・テレサは、ひどい腹痛に苦しむモニカ・ベスラという若いインド人女性の腹部に、宗教的なメダルを置き、祈ったことで治癒した」とし、マザー・テレサの奇跡として伝えている。しかし、医師は、「モニカが患っていた卵巣嚢腫と結核は、投与された薬により治癒したのだ」と証言しており、これを否定。それでも、バチカンは「奇跡だ」と主張し続け、多くの人々を騙しているという。
なお、マザー・テレサは晩年心臓病を患い、ペースメーカーを入れる手術などを受けていたが、自身は衛生的で設備が整った近代的なアメリカの病院で、痛みを和らげる麻酔薬を投与されながらの治療を受けていた。まさしく、聖人からは程遠い人間だったというのである。
マザー・テレサは聖人ではない、うさんくさい人間だという意見は、実は昔から出ていた。2年前に62歳の若さで食道がんでこの世を去った無神論者のジャーナリスト、クリストファー・ヒッチンズは、長年、マザー・テレサはとんでもない食わせ者だと主張し続け、それに関する本まで発行。「彼女が世界中から集めた寄付金を使えば、ベンガルにファーストクラスの病院を建てることだってたやすいことだった。しかし、彼女はそうせず、衛生状態の悪い、あまりにもひど施設に患者を収容し、ろくに治療を施さなかった。痛みを和らげるなど嘘だ。死ぬこと、痛みに耐えることを賛美する、まさしくカルトのような施設だったのだ」「信仰する宗教に関係なく看病したというが、それも嘘。朦朧とした患者に、痛みに耐えれば天国へ行けると、繰り返し言い、洗脳した」と厳しく批判している。
今回発表された論文だが、「聖人的なイメージを持つマザー・テレサの創られた神話が、貧困にあえぐ人々の救済を目指す人道活動家たちを励ますことになっているのは確かだ」「しかし、マザー・テレサに関するメディア報道は、もっと慎重に、事実に基づいたことを伝えるべきだ」という言葉で締めくくられている。
衝撃的な論文であるが、マザー・テレサの人気は不動のものだとされており、カトリック教会への打撃はさほどないだろうと、米メディアは見解を示している。今から10年前、2003年にローマ教皇庁はマザー・テレサの列福式を行ったが、世界中から25万人を超える人々が集まり祝福。実像がどうであれ、カトリックが全力を注ぎ創り上げたマザー・テレサの"聖人としての神話"は、揺らぐことのない、不動のものなのである。
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そもそも517の施設を1人の老婆すべて管理する自体不可能近いと思うが、もっぱら側近とか同僚がそういった事に関与したんじゃないのかね?
これを書いてる物書きもそこら辺ちと考えたらわかるんじゃねえの?
批判ばかりがマスゴミの特徴だしな。
もう少し為になる物書けやクソライター
これにはがっかりしました…無神論者に対して。
神の存在の有無を問わず、人が他者を益し、自らに清貧を敷くことは人間全般にとって肯定されるべき行為だと思います。そういった「純粋に善」なものから何らかのイデオロギーの匂いを感覚する嗅覚は、それ自身、対置する何らかのイデオロギーから息を吹きかけられているとしか思えません。そして、イデオロギーの作用として彼女が動いていたとしても(この記事からは、そうだと断定する材料を充分に見つけることはできませんが)、他者を益するという行為が何か間違った行為に変貌し得るのでしょうか。
この記事の論旨は、世界の困窮を見定め、それに真摯に立ち向かった彼女に対する一種の最大の侮辱だと思います。
信仰者の見当違いと、身勝手な解釈に尽きる。
この記事の本質は、
「世界の困窮を見定め、それに真摯に立ち向かった彼女」という一般的な彼女の評価が、
実は、「ちがうのではないか?」ということだ。
もっと正しい検証が必要ではないか?と言っている。
「〇〇聖人は、じつは、聖人と呼ばれるほどの行いはしていなかったのではないか?
こういう例や、こういう発言、証言などを鑑みるととても、噂通りの人とは考えられない」
という発言に対して、
「あれほどの聖なる行いをした聖人に対して、なんという侮辱!」
というには、あまりにも愚かしい。
記事の内容、信憑性はともかく、
実在したイエスの人間像が福音書の記述とはかなりかけ離れていることが明らかなように、
マザーテレサの実像も、きちんと検証すべきだろうというのは、全くそのとおりだ。
ふむふむ。そして、寄付されたお金はどこに消えたの?
沢山の施設を造ったんではないでしょうか。
病院作って世間から見放された、不安と孤独のなかで苦しむ、らい病患者の人生の最後まで見届ける仕事。
信仰がなければできないことです。
知人が一年間その活動に参加したときのことを聞かせてくれましたが、壮絶な現場だったそうです。
その人は男性ですが、朝起きて施設にいくと痛がる患者さんの膨らんだ患部をほかの女性の聖職者と一緒にマッサージすることが仕事のほとんど。
いくら力を入れても全く聞かずもっと強くしてほしいと要求されるがまま、力任せに体重をかけて行いやっと患者さんの痛みがなくなったころには、自分がマッサージしていたところは窪んでしまい、ただ茫然と自分の行ったことのあとを見ていたそうです。
確かに人の魂が宿っているが、身体はまるで違うものになってしまっている。
そして、自分のほうが病気になるのではないかと不安との戦いだったと・・
現実に愕然としていると、あなたは神から遣わされてここに来ているのです。神に遣わされた人は強いはずですと諭されたそうです。
身体の苦痛と精神の孤独の中にいる患者さんにかける言葉、「痛みに耐えれば天国へ行ける」これは神の福音なのではないのでしょうか。
こんなの記事ネタ拾っただけですね。
いつも思うが、こういう現在人々が史実として認識してる出来事が、本当に真実かどうかなんてタイムマシーンでもできないかぎり確認しようがない。
ひとつ確かなことは、確かなことかどうかもわからない過去のことをいつまでも引きずる事は誰も幸せにしないだろうという事だね。
歴史を調べるのはいいと思うが、過去のことは過去の事、現代に過去の出来事を持ち込むべきではないというのをちゃんと教育しながらじゃないとまったく不毛な学問になると思う。
宗教なんて信用に値しない。
そんなのは日本人なら皆わかってるはず。
信仰することを否定はしないが、教団がやるような事はろくでもない事が多い。
これも十分ありうる話だと思う。
マザーテレサの話なんてそれこそ、自分自身で確かめようだなんて思ったこともない訳で、聞いた話を鵜呑みにする理由もない。
奇跡なんて普通に考えりゃありえない話。
こんなに有名になったのも宗教の広告塔として利用されたと考えれば、さもありなんだとしか思えないね。