北海道に韓国人強制動員犠牲者の追悼碑建立へ=韓国機関
【ソウル聯合ニュース】韓国政府機関の「対日抗争期強制動員被害調査および国外強制動員犠牲者支援委員会」は20日、日本による植民地時代に北海道・猿払村の浅芽野飛行場の工事現場へ強制動員された犠牲者を追悼する碑石を建設すると明らかにした。除幕式は猿払村で26日に行われる。
碑石は猿払村や市民団体「強制連行・強制労働犠牲者を考える北海道フォーラム」と共同で建立される。韓国政府機関が日本の自治体・市民団体と強制動員被害者の追悼碑を建てるのは初めて。
碑石の上部には「記憶継承」と刻まれ、下部には浅芽野飛行場の工事現場で多くの朝鮮人労働者が強制動員され、多数が犠牲となったなどの内容が書かれている。
浅芽野飛行場の工事現場には朝鮮人118人が強制動員された。2005年からこれまで39人の遺体が発掘されている。
同委員会関係者は「過去の歴史問題で冷え込んでいる韓日間系を改善し、両国の友好増進や未来志向の関係を確立できるきっかけになると思う」と述べた。
関連記事
- 韓国人犠牲者名簿発見 韓国政府が対応に苦慮11-20 14:18
- 日本による犠牲者名簿公開 「賠償請求は検討必要」=韓国11-19 21:35
- 東京で発見 3・1運動と関東大震災の韓国人犠牲者名簿 11-19 15:45
- 新事実発覚 朝鮮人700人が戦時中に海軍基地で蜂起11-15 10:57
- 女子勤労挺身隊への賠償判決 三菱重工は控訴=韓国11-08 21:03
- 日本経済団体の声明発表 韓国政府機関が強く批判11-06 21:00
- 沖縄・韓国人慰霊塔の碑石 済州に移設へ11-04 17:29
- サハリン強制動員朝鮮人 多くが日本の大企業に従事10-28 11:24
- 靖国合祀取り消し訴訟の原告敗訴 韓国政府が強く批判10-24 16:12
- 靖国合祀取り消し訴訟 韓国人遺族ら再び敗訴=上告へ10-23 17:21