スペインで江沢民氏らに逮捕状 「チベット虐殺に関与」2012年11月、第18回中国共産党大会に出席した胡錦濤国家主席(左)と江沢民前国家主席=北京の人民大会堂(共同) 【北京共同】スペインの裁判所は20日までに、中国の江沢民元国家主席(87)ら指導者が在任中にチベット自治区で虐殺に関与したなどとして、江氏や胡錦濤前主席(70)、李鵬元首相(85)ら5人の逮捕状を出した。亡命チベット人向けのラジオ局「チベットの声」などが伝えた。 逮捕状が出たのは19日。チベット族の団体が江氏らを訴え、団体の1人がスペイン国民であることから、裁判所は10月に審理することを決定していた。中国側は、審理は「内政干渉」として反発しており、スペイン政府は難しい対応を迫られそうだ。 【共同通信】
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