2013年11月19日13時28分
特定秘密保護法案をめぐり、自民、公明両党は19日、日本維新の会との間で修正協議をした。与党は維新が求める第三者機関のチェックを付則に盛り込む案を示し、維新は受け入れるかどうかを判断する。与党と維新は秘密指定の期間では折り合わず、19日夕に再協議する。みんなの党は修正案への賛成を決め、与党は22日にも法案を衆院通過させる構え。ただ、民主党が19日午後提出した独自案の内容を精査したうえで、採決日程を最終判断する。
維新は秘密指定・解除などの統一基準の妥当性をチェックする第三者機関で「独立した公正な立場で検証し、監察する新たな機関設置」を要求。与党側は19日、独立した新機関の設置を法案の付則に盛り込む意向を維新に示した。維新は19日午後、幹部会を開いて対応を協議する。
指定期間の上限をめぐっては維新側が30年を超えても公開できない例外を示すよう求め、与党側は検討を続ける。維新の橋下徹共同代表は大阪市内で「情報は原則公開だ。30年経てば(公開して)良いのではないか」と記者団に話した。
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