阪神から国内フリーエージェント宣言した久保康友投手(33)が19日、阪神と兵庫県西宮市の球団事務所で交渉した。条件面の上積みなどであらためて残留を要請されたものの「環境面を含め優勝できるチームかなど総合的に考えて決断したい」と結論を保留した。
久保にはDeNAが獲得に乗り出す方針。中村勝広ゼネラルマネジャー(GM)は「感触は分からない」と述べた。
久保は今季先発から転向した抑えに定着できず、3勝4敗6セーブに終わった。球団には先発起用の方針も示されたが「どこを希望するというのはない。仕事があるのが大事」とした。中村GMは「クローザーになったのが良かったのか。迷惑を掛けた。責任者として謝罪した」とも話した。(共同)